[パリ 13日 ロイター] - フランスのサルコジ元大統領が、24日の大統領選決選投票でマクロン大統領に投票すると表明したことについて、マクロン氏は13日、サルコジ氏と政治的な合意は結んでいなかったと述べた。
マクロン氏は、大統領選後に行われる議会選で新たに多数派を形成する必要があり、国内メディアは政治的な影響力を見返りにサルコジ氏の支持を得たのではないかとの観測を伝えている。
マクロン氏はフランス2テレビに「合意はなかった」と述べた。
大統領選の決選投票では、マクロン氏と極右政党「国民連合」のルペン候補が接戦を繰り広げている。
サルコジ氏は、保守系共和党内で強い影響力を持つとみられている。