⏳ 後数時間!最大60%引きでお得 InvestingPro特別セールを請求する

台湾、対巡航ミサイル兵器や攻撃型ドローンを開発

発行済 2022-04-22 14:34
更新済 2022-04-22 14:54
© Reuters.  4月22日、台湾が敵基地攻撃や巡航ミサイル迎撃のための兵器や、ミサイル発射基地を攻撃する無人機(ドローン)の開発を進めていることが明らかになった。写真は台湾の桃園で昨年

[台北 22日 ロイター] - 台湾が敵基地攻撃や巡航ミサイル迎撃のための兵器や、ミサイル発射基地を攻撃する無人機(ドローン)の開発を進めていることが明らかになった。

軍傘下で兵器を製造している中山科学技術研究所(CSIST)が議会に今週提出した報告書をロイターが入手した。

それによると、巡航ミサイル「Hsiung Sheng」は防御力を強化した軍事拠点を攻撃する高爆発弾頭を持つタイプと、飛行場を破壊するための分散弾頭を搭載するタイプの2種類がある。

専門家によると、射程は最大1000キロメートル。台北のシンクタンク「国家政策研究財団(NPF)」の研究員Chieh Chung氏は、上海や浙江省など中国人民解放軍の東部戦区のほとんどの基地に到達可能と述べた。

「中国軍の台湾侵攻ペースを遅らせたり阻害したりして短期間で決着がつくのを防ぐ。台湾軍の能力を大幅に高めることが可能だ」と解説した。

© Reuters.  4月22日、台湾が敵基地攻撃や巡航ミサイル迎撃のための兵器や、ミサイル発射基地を攻撃する無人機(ドローン)の開発を進めていることが明らかになった。写真は台湾の桃園で昨年10月撮影(2022年 ロイター/Ann Wang)

高性能地対空ミサイル「スカイボウ3」は、弾道ミサイルや巡航ミサイル、戦闘などを標的とする。

台湾のある安全保障関係者は、米国から「ハープーン」対艦ミサイルなどの装備を調達しているが、独自のミサイル計画はウクライナのように外国に武器供給を頼らなくてすむようにするものと説明した。

報告書によると、ドローンは敵のミサイル発射基地への攻撃や、レーダーを破壊する際のデコイ(おとり)として用いる。新型ドローン用に2025年までに基地や修理工場など4つの施設を建設する計画。

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます