[フランクフルト 8日 ロイター] - ドイツのショルツ首相は8日、第2次大戦終戦記念日の国民向けテレビ演説で、ロシアによる侵攻と戦うウクライナへの連帯を言明した。
首相は「プーチン(ロシア大統領)がこの戦争に勝つことはない。ウクライナは耐え抜くだろう」と指摘。かつてナチスドイツの犠牲国だったロシアとウクライナが、ロシアの行動によって戦争状態となっている点で、今年の記念日は特別な意味を持つと指摘した。
その上で、ドイツはウクライナに対し、人道、金融、軍事面で支援を提供すると表明。ロシアによる独裁下での平和は存在しないと語った。