[ベイルート 16日 ロイター] - 米軍が主導する有志連合は16日早朝にシリアで実施した作戦で、過激派組織「イスラム国」(IS)の幹部1人を拘束したと発表した。
拘束されたのは経験豊富な爆弾製造者で、シリアで同組織の最高指導者の1人になった人物とみられる。作戦中に民間人や航空機への被害はなかったという。作戦がシリアのどこで行われたかは明らかにしていない。
トルコが支援するシリア反政府勢力「シリア国民軍(SNA)」の報道官はロイターに対し、連合軍はトルコとの国境の南側に位置するアルフマイラ村でヘリコプターによる攻撃を行ったと語った。
米国製のチヌークやブラック・ホークが使用されたとし、SNAが支配する地域で米国のヘリコプターの着陸作戦が実施されるのは初めてだと述べた。