[キーウ 19日 ロイター] - ウクライナ最高会議(議会)は19日、ロシアの音楽を放送したり公共の場で流したりするのを禁じる法案を可決した。1991年のソ連崩壊後にロシア市民権を獲得した者の演奏が対象。ロシアやベラルーシ、ウクライナのロシア占領地域からの商業出版物の輸入を禁じる法案も可決した。
一方で、テレビやラジオでのウクライナ語放送やウクライナの音楽の枠を増加させる。ソ連崩壊後のロシア市民権獲得者が同国パスポートを放棄してウクライナのパスポートを取得すれば、執筆物の出版を認める。
法案はゼレンスキー大統領の署名を経て成立する見通し。