[ロンドン 27日 ロイター] - ロシア国防省は27日、週末にウクライナ首都キーウ(キエフ)の住宅にミサイルが命中したことについて、ウクライナ側の防空システムのミスが原因の可能性が高いとして自国の責任を否定した。
ロシア軍は26日、キーウを複数のミサイルで攻撃。ウクライナ側によると、ミサイルは集合住宅に命中したほか幼稚園の近くに落ちた。バイデン米大統領は「野蛮行為」だと非難していた。
同省は27日の声明文で、4発のミサイルを発射し、キーウの武器工場に命中させたと発表。 一方、ウクライナの「ブク」ミサイル防衛システムが同国の発射したS300防空ミサイルを誤って迎撃し、それが「住宅に落下した」との認識を示した。