[パリ 27日 ロイター] - パリ市当局者は27日、ガソリン駆動のバイクについては9月から市内での駐輪を有料にすると明らかにした。騒音と公害の軽減が目的で、電動二輪車の駐輪は今後も無料という。
この措置はイダルゴ市長の選挙公約で1月に導入予定だったが、市長が春の大統領選に出馬したことから導入が遅れていた。
パリ市の交通担当助役はラジオのフランスアンフォに、市は公共スペース運営の改善を目指していると説明。「駐車に関しては無秩序な部分が多くある。騒音と公害を軽減する必要もある」と述べた。
また、電動のスクーター・バイクの駐輪は引き続き無料で、ガソリン駆動のバイクしか通勤手段がない場合は地下駐車場のサブスクリプションが可能とした。新たな駐輪料金の詳細は明らかにしなかったが、自動車より安くなると述べた。