[台北 5日 ロイター] - トビアス・エルウッド英下院国防委員会委員長は、台湾への軍事支援強化を巡って「検討する余地は多くある」と述べたほか、先週の訪台時に台湾の潜水艦計画について議論したことを明らかにした。
英国は台湾と正式な外交関係を結んでいないが、他の西側諸国と同様、中国からの軍事的脅威が高まる中で台湾への支援を強化。米国は台湾にとって最も重要な兵器の海外調達先だが、英国企業は台湾の潜水艦開発を支援してきた。
武器や情報共有などの面で、英国は台湾を軍事的に支援すべきか、と問われ、エルウッド氏は「イエスだ。強くそう思う」と回答。
スナク英首相が先月の外交政策演説で、英中関係の「黄金時代」は終わったと述べたことを踏まえ「5月にも委員会を招集し、この問題について詳細に検討する」考えを示した。電子メールでの質問に答えた。