[ニューデリー 4日 ロイター] - インド最高裁は4日、名誉毀損罪で禁錮2年の有罪判決を受けた最大野党国民会議派のラフル・ガンジー氏について、判決の効力をいったん停止する決定を下した。
これにより同氏は議員復帰が可能となり、来年実施が見込まれる総選挙に出馬できる。
インド西部グジャラート州の裁判所は今年3月にガンジー氏が2019年に行った演説で汚職問題を取り上げた際にモディ姓に言及したことが名誉毀損に当たるとして禁錮2年を言い渡していた。
最高裁判事は今回の決定について「下級審は禁錮2年という最大限の刑を科す理由を述べていない」などと説明した。