[国連 14日 ロイター] - クーデターで権力を掌握した西アフリカ・ニジェールの軍事政権が追放したバズム大統領について外国元首・国際組織との交流を巡る反逆罪で起訴すると表明したことに対し、国連のステファン・デュジャリック報道官は14日、「非常に憂慮している」と述べた。
記者団に対し、「われわれは引き続き、大統領とその家族の状態、健康、安全を極めて懸念しており、大統領の即時かつ無条件の釈放と大統領への復帰を改めて求める」とした。
一方、米国務省のパテル副報道官は「この行動はまったく不当で正当性がなく、率直に言って、この危機の平和的解決に貢献するものではない」と述べた。