Lucy Craymer
[ウェリントン 11日 ロイター] - 最新の世論調査によると、14日に行われるニュージーランド総選挙では中道右派の野党・国民党が第1党となる見通し。ヒプキンス首相の与党・労働党が支持を伸ばしたものの、いずれもポピュリスト政党ニュージーランド・ファースト党の協力がなければ政権を作れない見込みだ。
ガーディアン・エッセンシャルの調査によると、国民党の支持率は34%、労働党は30%。
ただ、国民党とACT党の右派勢力、労働党と緑の党、マオリ党の左派勢力はいずれも過半数の議席を獲得できない見通しで、NZファーストが鍵を握る。
労働党とNZファースト党は選挙後の協力を否定しているため、右派がNZファーストとの連立などを模索する必要がありそうだ。