David Shepardson
[30日 ロイター] - 米国務省は、イスラエルからの米国脱出支援で計画されているチャーター機の最終便が31日にテルアビブを出発すると明らかにした。
米政府は13日、戦闘激化を受けて米国人の出国を支援するため、テルアビブからアテネに向かうチャーター便の運航を開始。国内の航空会社はイスラエル便を全便欠航する一方、アテネ便を増便して帰国支援に当たっていた。
ただ、利用が急減しているため運航終了となった。米国務省のマシュー・ミラー報道官は30日、前日のチャーター便搭乗者が5人にとどまったと会見で述べた。
ただ、国務省はチャーター機運航終了後も引き続き状況を注視し、「地上の情勢が変化して追加の運航が必要になるかどうか」を見極めていくとした。