Phil Stewart
[ワシントン 14日 ロイター] - 米国政府高官によると、米軍が12日に実施したシリアの親イラン武装組織に対する空爆により、最多で7人が死亡したとみられている。
米国がイラクおよびシリアに駐留する米軍への攻撃に対する反撃を開始して以来、死者が出るのは初めて。これまでは武器の保管場所など無人施設への攻撃にとどまっていた。
米軍とその同盟国軍は、10月初旬以来、イラクとシリアで少なくとも40回の攻撃を受けている。攻撃を行った武装組織からとされる声明は、パレスチナ自治区ガザでの武力衝突を巡るイスラエルへの米国の支持に対するものだとしている。