[ロンドン 21日 ロイター] - 英首相官邸は、ジョンソン首相が米ニューヨークでアマゾン・ドット・コムの創業者ジェフ・ベゾス氏と課税の問題について協議したことを明らかにした。
報道官は「首相は課税の問題を提起し、主要7カ国(G7)による課税合意の履行で進展があるよう期待を表明した」との声明を発表した。
ベゾス氏は20日、自然保護のため、今年10億ドルを寄付する方針を示した。昨年立ち上げた100億ドルの基金「ベゾス・アース・ファンド」の一環。基金は、科学者、活動家、非営利団体の気候変動対策を支援する。
首相官邸は「ベゾス・アース・ファンドが今夜発表した、森林保護と大気中の炭素削減に10億ドルを投じる取り組みを首相は歓迎した」とし、「首相とベゾス氏は、国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)までに、またCOP26で何ができるかを共同で模索していくことに合意した」と述べた。