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通信、一般消費財、生活必需品セクターへの投資に適した9つのETF

発行済 2021-12-28 02:44
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2021年も最後の追い込みに入った。そこで今週は、S&P 500種指数とその11セクターを、企業の中核事業をもとにセクターの分類を行っているGICS®(Global Industry Classification Standard)に従って見直してみよう。

米国で主要上場企業500社に関心のある投資家は、S&P指数に注目している。当指数は、今年に入ってから25.8%上昇し、時価総額は40兆ドルに迫る勢いである。SPDR® S&P 500 Fund (NYSE:SPY)のような上場投資信託(ETF)をみれば、組み入れば組み入れている銘柄の詳細が分かる。

また、当指数を構成する個々の産業セクターに投資するETFも数多く存在する。これら11のセクターに投資しているいくつかのETFを今週から4回に分けて紹介する。今回は、「通信サービス」、「一般消費財」、「生活必需品」セクターに投資している3つのETFである。

1. 通信サービス

広告、ソーシャル・メディア、エンターテインメント、通信会社などは、通信サービス・セクターに属している。注目すべき最大級のETFの一つはCommunication Services Select Sector SPDR® Fund (NYSE:XLC)である。

XLC Weekly

当ETFは27銘柄を保有し、2018年6月に取引を開始した。運用資産残高は約140億ドルで、70%以上を組入上位銘柄が占めている。

当ETFが保有する主要銘柄はMeta Platforms (NASDAQ:FB)、Googleの親会社であるAlphabet(NASDAQ:GOOGL) (NASDAQ:GOOG)、AT&T (NYSE:T), Charter Communications (NASDAQ:CHTR)、Verizon Communications (NYSE:VZ)、T-Mobile US (NASDAQ:TMUS)、Netflix (NASDAQ:NFLX)などである。

当ETFは年初から15.7%以上上昇し、9月2日には史上最高値を付けたが、その後は9%以上下落している。

現在の水準だと配当利回りは0.73%となる。株価収益率(PER)は20.26倍、株価純資産倍率(PBR)は3.65倍だ。長期投資家にとって投資妙味のあるETFと考えてもよいだろう。

他に、当セクターには注目すべき2つのETFがある。

  • ・Vanguard Communication Services Index Fund ETF Shares (NYSE:VOX):年初来で13.5%上昇。

  • ・Invesco S&P 500 Equal Weight Communication Services ETF (NYSE:EWCO):年初来で14.1%の上昇。

2. 一般消費財

投資家が景気循環に懸念を持つようになると、一般消費財事業に特に注目する。当セクターには、製造業(自動車メーカー、耐久消費財メーカー、繊維会社など)が含まれる。

他にも、レジャー・サービス企業(レストラン、ホテル、カジノ、映画館など)や、高級品に特化した製品を含む消費者向け小売業者も含まれる。

Consumer Discretionary Select Sector SPDR® Fund(NYSE:XLY)は、当セクターに分類される企業の株式に投資している。

XLY Weekly

当ファンドは、S&P 500 Consumer Discretionary Indexに連動した値動きをするように設計されている。保有銘柄数は61で、1998年12月に取引を開始し、現在236億ドル以上を運用している。

保有する代表的銘柄はAmazon.com (NASDAQ:AMZN)、Tesla (NASDAQ:TSLA)、McDonald's (NYSE:MCD)、Home Depot (NYSE:HD)、Lowe's (NYSE:LOW)、Starbucks (NASDAQ:SBUX)、Target (NYSE:TGT)、Booking (NASDAQ:BKNG)などである。上位10銘柄で純資産の70%以上を占める。

当ETFは年初来26.4%のリターンを記録し、11月22日には過去最高値をつけた。現在の配当利回りは0.53%で、PERは32.42倍、PBRは8.65倍である。興味のある投資家は、195ドル付近まで押し目買いを待って「買い」を入れても良いかもしれない。

他に、注目すべき2つのETFがある。

  • ・Vanguard Consumer Discretionary Index Fund ETF Shares (NYSE:VCR):年初来で22.9%上昇。

  • ・Fidelity® MSCI Consumer Discretionary Index ETF (NYSE:FDIS):年初来で22.6%上昇。

3. 生活必需品

私たちが購入する必需品は、生活必需品と定義されている。そのため、特に2020年のパンデミックの初期には、このセクターが脚光を浴びていた。このセクターの企業には、食品、飲料、一般消費者向け衛生品だけでなく、健康製品の企業も含まれる。

Consumer Staples Select Sector SPDR® Fund(NYSE:XLP)は当セクターの成長を享受したい投資家が購入を考えても良いセクター特化型ETFかもしれない。当ETFは、食料品、飲料、家庭用品、個人用品メーカーや小売業に投資している。

XLP Weekly

当ETFは32銘柄を保有し、S&P 500 Consumer Staples Indexに連動した値動きをするように設計されている。1998年12月に上場し、現在の運用資産は136億ドル近くに達している。

当ファンドが保有する主要銘柄には、Procter & Gamble (NYSE:PG)、Costco Wholesale (NASDAQ:COST)、PepsiCo (NASDAQ:PEP)、Coca-Cola (NYSE:KO)、Mondelez International (NASDAQ:MDLZ)、Walmart (NYSE:WMT)などがある。組入上位10銘柄が全体の75%以上を占める。

年初来リターンは約11.6%で、12月16日には史上最高値を付けた。当ETFの現在の配当利回りは2.33%で、PERは22.34倍、PBRは6.20倍である。73ドルに向けて下落する場面があれば、長期投資家は押し目買いを考えても良いかもしれない。

最後に、検討しても良いと思われる他のETFを2つ紹介する。

  • Vanguard Consumer Staples Index Fund ETF Shares (NYSE:VDC):年初来で12.1%上昇。

  • iShares Global Consumer Staples ETF (NYSE:KXI):年初来で9.3%上昇。

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