29日のマザーズ指数は3日ぶりに小反落となった。
3連休明けとなった28日の米株式市場で主要3指数は揃って反落し、為替市場で1ドル=109円台前半まで円高が進むなか、本日のマザーズ市場は朝方から売り先行となった。
その後は、マザーズ指数は節目の900ptを前に下げ渋りをみせ、中国株の堅調推移を受けた個人投資家による物色も次第に強まった。
また、後場にプラスに転じる場面もみられたものの、積極的な戻りは続かず、小幅安で大引けを迎えた。
なお、売買代金は概算で1101.70億円。
騰落数は、値上がり99銘柄、値下がり173銘柄、変わらず6銘柄となった。
値下がり率上位銘柄では、8%安となったレアジョブ (T:6096)が値下がり率トップになったほか、アクトコール (T:6064)やアライドアーキ (T:6081)、フェニックスバイオ (T:6190)などが並んだ。
売買代金上位では、そーせい (T:4565)、オンコリス (T:4588)、カオナビ (T:4435)、サンバイオ (T:4592)、リネットジャパングループ (T:3556)、ロゼッタ (T:6182)が軟調な一方で、メルカリ (T:4385)、イーソル (T:4420)、HEROZ (T:4382)、メドピア (T:6095)、アンジェス (T:4563)は上昇。
メドピアは、リクルートメディカルキャリアと業務提携契約を締結したことが材料視されたようだ。