[ニューヨーク 28日 ロイター] - 米国時間の原油先物価格は約1%上昇した。米景気刺激策への期待感で世界的に株式が上昇。一方、新型コロナウイルスの感染再拡大で燃料需要への懸念が高まり、価格上昇の重しとなった。
清算値は北海ブレント先物 (LCOc1)が0.51ドル(1.22%)高の1バレル=42.43ドル。米WTI先物は0.35ドル(0.87%)高の40.60ドルだった。
みずほのエネルギー先物担当責任者、ボブ・イエガー氏は「原油市場を次の段階に引き上げる可能性が最も高い要因は、米国の新型コロナ刺激策が議会で承認されることだろう」と述べた。
米民主党のペロシ下院議長は27日、新型コロナ対策を巡り、トランプ政権との合意は可能で協議を継続していると語った。