[香港 25日 ロイター] - 香港銀行間取引金利(HIBOR)が25日、全期間で低下した。1カ月物は5月以降初めて4%を下回り、最も大幅な低下となった。
住宅ローン金利の指標となる1カ月物は23.7ベーシスポイント(bp)低下の3.9997%。5月9日以来の低水準を記録した。
1週間物は21.2bp低下の3.52%で、6月8日以来の低水準。
みずほ銀行のアナリストは今週のリサーチノートで、上場企業の配当支払いに伴う香港ドル需要が7月最終週にピークアウトしたため、香港銀行間金利は6月下旬に記録した16年ぶり高水準から低下していると指摘した。