[ベルリン 20日 ロイター] - ドイツ連邦統計庁が20日発表した8月の生産者物価指数(PPI)は前年同月比12.6%下落した。
1949年の統計開始以降で最大の下落となった。インフレが一段と緩和するとの期待が高まっている。
ロイターがまとめた市場予想と一致した。前年同月はロシアのウクライナ侵攻の影響で前年比45.8%上昇と、統計開始以降で最大の上昇を記録していた。
PPIは昨年9月以降、緩和が続いており、今年7月には6.0%下落と、約2年半ぶりにマイナスに転じた。エネルギー価格の下落が影響した。
8月のPPIは前月比で0.3%上昇した。