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日経平均は大幅続伸、円安好感し終値ベースの昨年来高値更新

発行済 2017-03-10 16:11
更新済 2017-03-10 19:33
日経平均は大幅続伸、円安好感し終値ベースの昨年来高値更新
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日経平均は大幅続伸。
本日発表が予定されている米2月雇用統計への期待や米債券利回りの上昇を受け、円相場は朝方に節目の1ドル=115円台に乗せており、本日の日経平均は円安を好感して126円高からスタートした。
メジャーSQ(先物・オプション特別清算指数)を通過して寄り付き後も上げ幅を広げ、取引時間中としては1週間ぶりに19500円台を回復すると、その後はじり高の展開が続いた。
大引けにかけて
19600円台に乗せ、1月4日以来約2ヶ月ぶりに終値ベースの昨年来高値を更新した。


大引けの日経平均は前日比286.03円高の19604.61円となった。
東証1部の売買高は22億6716万株、売買代金は2兆9483億円だった。
業種別では、保険業、証券、空運業、医薬品が上昇率上位だった。
一方、下落したのは鉄鋼と海運業の2業種のみだった。


個別では、三菱UFJ (T:8306)、トヨタ自 (T:7203)、ファーストリテ (T:9983)、三井住友
(T:8316)、東芝 (T:6502)など売買代金上位は全般堅調。
ソフトバンクG (T:9984)や任天堂
(T:7974)もしっかり。
ソニー (T:6758)、第一生命HD (T:8750)、野村 (T:8604)は3%超上昇した。
一部証券会社の投資評価引き上げが観測されたリクルートHD (T:6098)や大塚HD (T:4578)は上げが目立った。
また、ザッパラス (T:3770)、星光PMC (T:4963)、ミライアル (T:4238)などが東証1部上昇率上位となった。
一方、売買代金上位では三菱商事
(T:8058)がさえない。
前日のNY市場で原油先物相場が50ドルの大台を割り込み、その他商品市況も軟調で関連銘柄の下げが目立った。
また、ハウスドゥ {{|0:}}、クミアイ化 (T:4996)、アルファCo (T:3434)などが東証1部下落率上位となった。

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