🏃 ブラックフライデーセールを早く利用して、最大55%引きでInvestingProを今すぐ!特別セールを請求する

欧州市場サマリー(17日)

発行済 2020-07-18 04:02
更新済 2020-07-18 04:09
EUR/USD
-
UK100
-
FCHI
-
DE40
-
STOXX50
-
MBGn
-
ERICb
-
AZN
-
RIO
-
BRBY
-
FGBL
-
FEIc1
-
FGBM
-
FGBS
-
FRES
-
DE2YT=RR
-
DE5YT=RR
-
DE10YT=RR
-
DE30YT=RR
-
IT10YT=RR
-
OMXSPI
-
FGBX
-
STOXX
-
FTEU3
-
SX8P
-
SXEP
-
SX7P
-
SXAP
-
SXPP
-
SXTP
-

[17日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 反発して取引を終えた。新型コロナウイルスのワクチンに関する期待から製薬のアストラゼネカ (L:AZN)が買われた。

アストラゼネカは3.9%高だった。オックスフォード大学と共同開発している新型コロナワクチンの製造でロシアと契約したという報道が買い材料となった。ワクチン開発への期待からアストラゼネカは週を通してFTSE100種の押し上げ要因だった。[nL3N2EO3CW]

資源大手リオ・ティント (L:RIO)は2.4%高だった。第2・四半期の鉄鉱石出荷量が予想を上回ったほか、中国の鉄鉱石需要が持ち直していると明らかにしたことが好感された。

中国の需要が改善する中、金属価格は上昇。ポンド安と合わさって英国の資源株相場は強含んでいる。金・銀生産のフレスニロ (L:FRES)は週間ベースで約16%高と、FTSE100種で今週最も好調な銘柄だった。

一方、高級ブランドのバーバリー (L:BRBY)は週間ベースで5.6%安で、最も軟調だった。高級ブランド用品の需要が弱含む中、約500人を削減すると発表したことが売り材料だった。

<欧州株式市場> 小幅に反発して取引を終えた。7500億ユーロ(8580億ドル)の復興基金案に関する合意が期待される欧州連合(EU)首脳会議をにらみ、ユーロSTOXX50種 (STOXX50E)は横ばいだった。

ドイツのメルケル首相は首脳会議前に「隔たりは依然として極めて大きい」と述べた。

アナリストは、市場が数日から数週間の遅れであれば耐えられるとみている。復興基金は1兆ユーロをやや上回ると想定される21─27年のEU予算に組み込まれる。オランダは予算と基金に反対しており、ハンガリーも反対する恐れがある。

OANDAのシニアマーケットアナリスト、エドワード・モヤ氏は「メルケル氏の慎重な発言は、EU首脳が妥協に至らないことを示唆する」と指摘。「交渉は難航する見通しだ。ただ2日間の協議で打開策が見いだされるとの期待は高い」と述べた。

スウェーデンのOMXストックホルム指数 (OMXSPI)は5カ月超ぶりの高値を付けた。コア利益が市場予想を上回ったスウェーデン通信機器大手エリクソン (ST:ERICb)が11.4%上昇し、全体を押し上げた。部門別ではSTOXX欧州600種自動車・部品株指数 (SXAP)と資源株指数 (SXPP)、テクノロジー株指数 (SX8P)が全て1%を超える値上がりだった。

ドイツの自動車大手ダイムラー (DE:DAIGn)は4.4%高。第2・四半期の営業損失が予想ほど悪くなかったことで買い安心感が広がった。一方、銀行株指数 (SX7P)と石油・ガス株指数 (SXEP)、旅行・娯楽関連株指数 (SXTP)は値を下げた。

STOXX欧州600種は週間ベースで1.60%上昇し、3週連続でプラスとなった。今週は、新型コロナウイルスのワクチン開発が進展しているとの報道が景気循環株を押し上げた。

<ユーロ圏債券> イタリア国債利回りが約4カ月ぶり低水準近辺にとどまった。市場ではこの日から2日間の日程で始まった欧州連合(EU)首脳会議が注目されている。

EUは今回の首脳会議で7500億ユーロの新型コロナウイルス復興基金案について討議。「倹約4カ国」の1つであるオランダのルッテ首相はこの日、今回の首脳会議で合意が得られる確率は50%以下との見通しを示しており、どのような結論に達するか見方は分かれている。

INGのアナリストは、何らかの進展は見られるものの、最終合意には至らないと予想。復興基金の規模を約6000億ユーロとし、補助金と融資を半分ずつにする妥協案が浮上するとの見方を示した。

みずほの欧州金利戦略部門責任者、ピーター・チャットウェル氏は、融資よりも補助金を多くすることで合意できれば「市場に対するプラス要因になる」と指摘。その場合、ドイツとイタリアの国債利回り格差は新型ウイルス感染拡大前の水準に向け縮小し、3─6カ月で120ベーシスポイント(bp)に戻すとの見方を示した。

終盤の取引でイタリア10年債 (IT10YT=RR)利回りはほぼ横ばいの1.25%。朝方付けた約4カ月ぶりの低水準近辺にとどまっている。前日も3月以来の低水準を付けていた。

独10年債 (DE10YT=RR)利回りは2bp上昇のマイナス0.45%。

INGのアナリストは「EU首脳が復興基金を巡り早期に合意できれば、独10年債とイタリア10年債の利回り格差は夏の終わりまでに150bpに縮小する」と予想。初日の17日は大きな動きは出ないとし、何らかの発言があったとしても大きく反応するべきではないとした。

<為替> 欧州終盤 アジア市場終盤 コード

ユーロ/ドル    1.1435 1.1389 (EUR=)

ドル/円 107.06 107.10

ユーロ/円 122.44 121.99

>

<株式指数> 終値 前日比 % 前営業日終値 コード

STOXX欧州600種 372.71 +0.58 +0.16 372.13 (STOXX)

FTSEユーロファースト300種 1452.90 +2.29 +0.16 1450.61 (FTEU3)

ユーロSTOXX50種 3365.60 +0.25 +0.01 3365.35 (STOXX50E)

FTSE100種 6290.30 +39.61 +0.63 6250.69 (FTSE)

クセトラDAX 12919.6 +44.64 +0.35 12874.97 (GDAXI)

1

CAC40種 5069.42 -15.86 -0.31 5085.28 (FCHI)

<金現物> 午後 コード

値決め 1807.35

1>

<金利・債券>

米東部時間13時51分

*先物 清算値 前日比 前営業日終盤 コード

3カ月物ユーロ 100.44 -0.01 100.45 (FEIc1)

独連邦債2年物 112.07 -0.02 112.09 (FGBSc1)

独連邦債5年物 134.80 -0.11 134.91 (FGBMc1)

独連邦債10年物 176.27 -0.35 176.62 (FGBLc1)

独連邦債30年物 219.76 -1.36 221.12 (FGBXc1)

*現物利回り 現在値 前日比 前営業日終盤 コード

独連邦債2年物 -0.665 +0.017 -0.680 (DE2YT=RR)

独連邦債5年物 -0.642 +0.025 -0.697 (DE5YT=RR)

独連邦債10年物 -0.446 +0.023 -0.507 (DE10YT=RR)

独連邦債30年物 -0.001 +0.035 -0.040 (DE30YT=RR) OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20200717T190119+0000

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます