サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

NY市場サマリー(28日)ダウ943ドル安、ユーロ/ドル下落

発行済 2020-10-29 06:33
更新済 2020-10-29 06:36
EUR/USD
-
US500
-
DJI
-
MSFT
-
GOOGL
-
AAPL
-
AMZN
-
GE
-
LCO
-
CL
-
IXIC
-
US2YT=X
-
US5YT=X
-
US10YT=X
-
US30YT=X
-
META
-
TRCCRB
-
VIX
-
GOOG
-
SPLRCT
-

[28日 ロイター] -

<為替> 安全資産としてドルが買われ、ユーロは1週間ぶりの安値を付けた。ドイツとフランスのロックダウン(都市封鎖)措置に関するニュースを受けた。11月3日の米選挙を控え、ユーロや円のインプライド・ボラティリティーは数カ月ぶりの高水準となった。

ダニエルズ・トレーディングの先物・オプション担当シニアブローカー、ジョン・ペイン氏は「恐怖心はドル買いにつながる」と指摘。「外為市場での目下の材料は欧州の問題だ。量的緩和の観点から言えば、トランプ米大統領はその方向に向かないと予想されるため、ドルの魅力は増すだろう」と述べた。

米選挙が近づくにつれ、ボラティリティーの高まりが警戒されている。

午後の取引で、ユーロ/ドル (EUR=EBS)は0.4%安の1.1754ドル。一時1週間ぶりの安値を付けた。

プットオプションとコールオプションの格差を示すユーロ/ドルの1カ月物リスクリバーサルは、6月以来初めてドルコールオプション(将来ドルを買う権利)がプットオプション(売る権利)を上回ったことを示した。

ドルは対円で0.1%安の104.31円。一時1カ月超ぶりの安値を付けた。

<債券> 国債利回りがほぼ横ばい。米国株式市場では主要指数が1カ月ぶり安値に急落する中、大規模な国債発行の見通しが需要を相殺した。

国債利回りは通常、市場のボラティリティー上昇に合わせて低下するが、午後の取引では横ばい。10年債利回り (US10YT=RR)は0.778%で変わらず。2年債利回り (US2YT=RR)は0.3ベーシスポイント(bp)低下の0.149%となり、利回り曲線は小幅にスティープ化した。

ナットアライアンス・セキュリティーズの国際債券担当責任者、アンドリュー・ブレナー氏は、利回りが横ばいで推移した理由について「供給が理由だ。(大統領選で)トランプ氏が勝とうがバイデン氏が勝とうが、大量の国債供給があるだろう」と述べた。

リフィニティブによると、新型コロナのパンデミック(世界的大流行)以来、米財務省は約3兆4000億ドルの新規国債を発行。通常の歳出に加えて、議会が承認した景気刺激策に資金を提供してきた。

11月3日の大統領選の結果にかかわらず、さらなる景気刺激策が可決され、国債の大量供給が続くとみられている。

ブレナー氏は「国債は株式のヘッジには向いていない。国債金利は低く、今後の供給も多すぎる」と述べた。

BMOキャピタル・マーケッツの米国金利戦略責任者、イアン・リンゲン氏も、国債市場は大統領選が終わるまでレンジ内にとどまる可能性が高いと指摘した。

<株式> 急落し、主要3指数は軒並み3%超安で終了した。世界的な新型コロナウイルス感染再拡大を巡る懸念や、間近に迫る米大統領選への警戒感が圧迫した。

売りは引け直前に加速し、ダウ工業株30種 (DJI)は943ドル安と7月終盤以来の安値で引けた。S&P総合500種 (SPX)も、6月11日以来の大幅な下げを記録した。

追加コロナ経済対策を巡る協議が大統領選前に合意にこぎ着けられない可能性も重しとなった。

ドイツとフランスは28日、コロナ感染第2波への対応として、新たなロックダウン(都市封鎖)を決定。米国内では前日、12州でコロナ感染症の入院者数が過去最多を記録した。

米大統領選の結果が11月3日に判明しないことへの懸念を反映し、投資家の不安心理を示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(VIX、恐怖指数) (VIX)は6月15日以来の水準に上昇した。

幅広い銘柄に売りが広がる中、情報技術 (SPLRCT)も4.33%下落した。29日に四半期決算を発表するアップル (O:AAPL)、アルファベット (O:GOOGL)、フェイスブック (O:FB)は総じて4.6%以上の下げを記録。マイクロソフト (O:MSFT)とアマゾン・ドット・コム (O:AMZN)も安い。

ゼネラル・エレクトリック(GE) (N:GE)は逆行高で8%上昇。第3・四半期決算は市場予想に反して黒字となったほか、プラスのキャッシュフローを計上した。

<金先物> 対ユーロでのドル高を背景に売られ、反落した。中心限月12月物の清算値(終値に相当)は前日比32.70ドル(1.71%)安の1オンス=1879.20と、清算値ベースでは9月下旬以来1カ月ぶりの安値水準となった。

<米原油先物> 原油在庫の大幅な積み増しを受けた供給過剰懸念に押され、急反落した。米国産標準油種WTIの中心限月12月物の清算値(終値に相当)は、前日比2.18ドル(5.51%)安の1バレル=37.39ドルと、今月2日以来約3週間半ぶりの安値に沈んだ。1月物は2.15ドル安の37.72ドルだった。

ドル/円 NY終値 104.29/104.34

始値 104.15

高値 104.45

安値 104.12

ユーロ/ドル NY終値 1.1744/1.1747

始値 1.1736 (EUR=)

高値 1.1760

安値 1.1719

米東部時間

30年債(指標銘柄) 17時05分 95*19.50 1.5598% (US30YT=RR)

前営業日終値 95*11.00 1.5710%

10年債(指標銘柄) 17時05分 98*19.00 0.7743% (US10YT=RR)

前営業日終値 98*18.00 0.7780%

5年債(指標銘柄) 17時04分 99*19.25 0.3317% (US5YT=RR)

前営業日終値 99*19.00 0.3330%

2年債(指標銘柄) 17時05分 99*30.38 0.1505% (US2YT=RR)

前営業日終値 99*30.25 0.1520%

終値 前日比 %

ダウ工業株30種 26519.95 -943.24 -3.43 (DJI)

前営業日終値 27463.19

ナスダック総合 11004.87 -426.48 -3.73 (IXIC)

前営業日終値 11431.35

S&P総合500種 3271.03 -119.65 -3.53 (SPX)

前営業日終値 3390.68

COMEX金 12月限 1879.2 ‐32.7 <0#GC:>

前営業日終値 1911.9

COMEX銀 12月限 2335.9 ‐121.1 <0#SI:>

前営業日終値 2457.0

北海ブレント 12月限 39.12 ‐2.08 (LCOc1)<0#LCO:>

前営業日終値 41.20

米WTI先物 12月限 37.39 ‐2.18 (CLc1)<0#CL:>

前営業日終値 39.57

CRB商品指数 146.6627 ‐4.0441 (TRCCRB)

前営業日終値 150.7068 OLJPBUS Reuters Japan Online Report Business News 20201028T213320+0000

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます