プレミアムデータをご提供:最大 50% 引きでInvestingPro特別セールを請求する

約1カ月ぶりに33000円台回復【クロージング】

発行済 2023-09-05 16:00
更新済 2023-09-05 16:15
© Reuters.
USD/JPY
-
JP225
-
8035
-
6762
-
8306
-
5411
-
6857
-
6098
-
6920
-
4385
-
*16:00JST 約1カ月ぶりに33000円台回復【クロージング】 5日の日経平均は7営業日続伸。
97.58円高の33036.76円(出来高概算13億4000万株)と終値ベースでは8月1日以来約1カ月ぶりに33000円を回復して取引を終えた。
4日の米国市場はレイバーデーの祝日で休場だったものの、海外投資家による主力株買いが継続し、日経平均は取引開始直後に33000円を回復。
その後は高値警戒感から次第に当面の利益を確保する売りが優勢となり、前場中盤には32784.32円まで水準を切り下げ、マイナスに転じる場面もあった。
後場に入ると、バリュー株の底堅い値動きに加えて、指数インパクトの大きい東エレク (TYO:8035)や信越化 (TYO:4063)が買われ日経平均を押し上げるなか、引けにかけて戻り歩調が強まり、高値引けとなった。


東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1100に迫り、全体の6割近くを占めた。
セクター別では、精密機器、不動産、鉱業、海運など23業種が上昇。
一方、鉄鋼、金属製品、医薬品、情報通信など9業種が下落し、石油石炭製品が変わらずだった。
指数インパクトの大きいところでは、東エレクや信越化のほか、TDK (TYO:6762)、HOYA (TYO:7741)がしっかりだった半面、アドバンテス (TYO:6857)、第一三共 (TYO:4568)、リクルートHD (TYO:6098)、セコム (TYO:9735)が軟化した。


手掛かり材料に乏しいなか、節目の33000円を回復したことから、短期的な達成感が意識され、利食い売りが増えた。
しかし、1ドル=146円台後半へと円安が進み日本株の割安感から海外勢の買いは継続。
個別では、日経平均に新規採用となったニトリHD (TYO:9843)が5%を超える上昇となった一方で、レーザーテック (TYO:6920)、メルカリ (TYO:4385)は買いが続かなかった。
そのほか、公募増資と新株予約権付社債を組み合わせて2000億円規模の資金を調達する方針を固めたと伝わったJFE (TYO:5411)が大幅に下落。


三菱UFJ (TYO:8306)といった主力銘柄の値上がりが目立つ。
このため、東京市場の上昇基調は崩れていないと見る投資家が多い。
ただ、米国では、5日に7月の製造業受注、6日に8月のISM非製造業景況指数の発表が控える。
米国のインフレが再び加速してしまうのかどうか確認したいと考える向きもいるだけに、次第に強弱感が対立してくる可能性はありそうだ。



最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます