*08:34JST 前場に注目すべき3つのポイント~バリュー株への押し目買い~
8日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■調整は想定内、バリュー株への押し目買い
■積水ハウス、2Q営業利益 14.7%減 1249億円
■前場の注目材料:キヤノン、30年めど資源循環率を50%に引き上げ、複合機事業で
■バリュー株への押し目買い
8日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開になりそうである。
7日の米国市場はNYダウが57ドル高、ナスダックは123ポイント安だった。
中国政府による政府機関職員のアイフォン持ち込み禁止を警戒したアップルが大幅に続落となり、相場全体を押し下げる展開。
週次失業保険申請件数が予想外に減少したことから、長期金利の先高観なども重荷となった。
シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比100円安の32670円。
円相場は1ドル147円20銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まることになろう。
アップルの下落影響のほか、中国政府による他のハイテク株への規制強化の動きが警戒されやすく、アドバンテスト (TYO:6857)など指数インパクトの大きい値がさハイテク株への重荷となりそうだ。
9月限の先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)が通過することから需給が軽くなるなか、戻りの鈍さが意識される局面においては、短期的に売り仕掛けてくる動きも警戒されそうである。
日経225先物(12月限)はナイトセッションで一時32570円まで売られる場面が見られた。
中間配当分を考慮すると日経平均で32800円辺りとなる。
日経平均のボリンジャーバンドでは+1σが32720円辺りに位置しており、短期的に売り仕掛けの動きがあったとしても、同水準での押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。
+2σは33190円辺りに位置しているが、節目の33000円接近では戻り待ちの売り圧力が警戒されやすく、狭いレンジでのこう着になろう。
物色の流れとしては、ハイテク株は手掛けづらいものの、アップルの報道を受けて大きく売られている銘柄もあるため、ショートに傾いている銘柄などは短期的なリバウンド狙いが意識されやすい。
また、昨日はSQを前にバリュー株などの持ち高調整の動きも見られていた。
そのため、バリュー株への押し目買いにも向かわせやすいと考えられる。
一方で、SQ通過後も商いが膨らみづらいなか、個人主体の中小型株については、積極的な売買は引き続き手控えられそうだ。
■積水ハウス、2Q営業利益 14.7%減 1249億円
積水ハウス (TYO:1928)が発表した2024年1月期第2四半期業績は、売上高が前年同期比2.7%増の1兆4624.43億円、営業利益は同14.7%減の1249.18億円だった。
米国では、戸建住宅事業及びコミュニティ開発事業において、住宅ローン金利の急激な上昇に伴い受注残高が減少した影響を受けたが、高品質な新築住宅等へのニーズは高く受注は回復傾向で推移した。
ストック型ビジネスにおいては、好立地に建築した高品質・高性能な賃貸住宅「シャーメゾン」の供給により管理受託戸数が堅調に増加した。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(34500.73、+57.54)
・VIX指数は低下(14.40、-0.05)
・米長期金利は低下
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続
・キヤノン (TYO:7751)30年めど資源循環率を50%に引き上げ、複合機事業で
・トヨタ自 (TYO:7203)ソフト開発組織を新設、ウーブン社長に隈部肇氏
・三菱重 (TYO:7011)JAXA、「H2A」打ち上げ成功、月探査など発展に期待
・中部電力 (TYO:9502)小型原子炉開発の米社に出資、技術情報を取得
・住友商事 (TYO:8053)シンガポールの医師紹介サービスに出資、最適な医師紹介
・TMN (TYO:5258)コープこうべなどと決済データ分析基盤構築、サービス改善に活用
・中央発條 (TYO:5992)EV事業を経営の柱に、製品開発加速
・日本精工 (TYO:6471)直動製品の状態監視システム実用化へ
・萩原工業 (TYO:7856)相川鉄工・三條機械と開発連携
・パナHD (TYO:6752)高速通信技術で新ブランド構築、世界展開へ
・JFE (TYO:5411)川崎の高炉跡地で空飛ぶクルマ実証、水素基地と併せて整備
・第一稀元素化学 (TYO:4082)ベトナムの新工場稼働、オキシ塩化ジルコニウム増強
・大王製紙 (TYO:3880)ペットケア参入、おむつ・猫砂など猫用14種・犬用17種
☆前場のイベントスケジュール
・特になし <ST>
■調整は想定内、バリュー株への押し目買い
■積水ハウス、2Q営業利益 14.7%減 1249億円
■前場の注目材料:キヤノン、30年めど資源循環率を50%に引き上げ、複合機事業で
■バリュー株への押し目買い
8日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開になりそうである。
7日の米国市場はNYダウが57ドル高、ナスダックは123ポイント安だった。
中国政府による政府機関職員のアイフォン持ち込み禁止を警戒したアップルが大幅に続落となり、相場全体を押し下げる展開。
週次失業保険申請件数が予想外に減少したことから、長期金利の先高観なども重荷となった。
シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比100円安の32670円。
円相場は1ドル147円20銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まることになろう。
アップルの下落影響のほか、中国政府による他のハイテク株への規制強化の動きが警戒されやすく、アドバンテスト (TYO:6857)など指数インパクトの大きい値がさハイテク株への重荷となりそうだ。
9月限の先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)が通過することから需給が軽くなるなか、戻りの鈍さが意識される局面においては、短期的に売り仕掛けてくる動きも警戒されそうである。
日経225先物(12月限)はナイトセッションで一時32570円まで売られる場面が見られた。
中間配当分を考慮すると日経平均で32800円辺りとなる。
日経平均のボリンジャーバンドでは+1σが32720円辺りに位置しており、短期的に売り仕掛けの動きがあったとしても、同水準での押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。
+2σは33190円辺りに位置しているが、節目の33000円接近では戻り待ちの売り圧力が警戒されやすく、狭いレンジでのこう着になろう。
物色の流れとしては、ハイテク株は手掛けづらいものの、アップルの報道を受けて大きく売られている銘柄もあるため、ショートに傾いている銘柄などは短期的なリバウンド狙いが意識されやすい。
また、昨日はSQを前にバリュー株などの持ち高調整の動きも見られていた。
そのため、バリュー株への押し目買いにも向かわせやすいと考えられる。
一方で、SQ通過後も商いが膨らみづらいなか、個人主体の中小型株については、積極的な売買は引き続き手控えられそうだ。
■積水ハウス、2Q営業利益 14.7%減 1249億円
積水ハウス (TYO:1928)が発表した2024年1月期第2四半期業績は、売上高が前年同期比2.7%増の1兆4624.43億円、営業利益は同14.7%減の1249.18億円だった。
米国では、戸建住宅事業及びコミュニティ開発事業において、住宅ローン金利の急激な上昇に伴い受注残高が減少した影響を受けたが、高品質な新築住宅等へのニーズは高く受注は回復傾向で推移した。
ストック型ビジネスにおいては、好立地に建築した高品質・高性能な賃貸住宅「シャーメゾン」の供給により管理受託戸数が堅調に増加した。
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(34500.73、+57.54)
・VIX指数は低下(14.40、-0.05)
・米長期金利は低下
・米国景気は拡大
・日銀は金融緩和を継続
・キヤノン (TYO:7751)30年めど資源循環率を50%に引き上げ、複合機事業で
・トヨタ自 (TYO:7203)ソフト開発組織を新設、ウーブン社長に隈部肇氏
・三菱重 (TYO:7011)JAXA、「H2A」打ち上げ成功、月探査など発展に期待
・中部電力 (TYO:9502)小型原子炉開発の米社に出資、技術情報を取得
・住友商事 (TYO:8053)シンガポールの医師紹介サービスに出資、最適な医師紹介
・TMN (TYO:5258)コープこうべなどと決済データ分析基盤構築、サービス改善に活用
・中央発條 (TYO:5992)EV事業を経営の柱に、製品開発加速
・日本精工 (TYO:6471)直動製品の状態監視システム実用化へ
・萩原工業 (TYO:7856)相川鉄工・三條機械と開発連携
・パナHD (TYO:6752)高速通信技術で新ブランド構築、世界展開へ
・JFE (TYO:5411)川崎の高炉跡地で空飛ぶクルマ実証、水素基地と併せて整備
・第一稀元素化学 (TYO:4082)ベトナムの新工場稼働、オキシ塩化ジルコニウム増強
・大王製紙 (TYO:3880)ペットケア参入、おむつ・猫砂など猫用14種・犬用17種
☆前場のイベントスケジュール
・特になし <ST>