*08:38JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテクは様子見も買い戻しから底堅い値動きに~
22日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■ハイテクは様子見も買い戻しから底堅い値動きに
■決算発表なし
■前場の注目材料:堀場製作所、英で車関連拠点を拡張、衝突試験に最新機器導入
■ハイテクは様子見も買い戻しから底堅い値動きに
22日の日本株市場は、膠着感の強い相場展開が続きそうである。
21日の米国市場は、NYダウが66ドル高、ナスダックは37ポイント高だった。
米連邦準備制度理事会(FRB)高官が、政策金利を据え置く姿勢を繰り返したため、売られる場面もみられた。
その後、利上げの可能性は少ないとの見方のほか、小売企業の決算を好感した買いにより上昇に転じた。
また、ハイテク株は長期金利の低下が支援材料になったほか、エヌビディアの決算を期待した買いも入った。
シカゴ日経225先物は大阪比80円安の38860円。
円相場は1ドル156円10銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや売り先行で始まることになりそうだ。
米国市場の上昇の流れは好感されるものの、エヌビディアの決算を控えるなか、東エレク (TYO:8035)など指数インパクトの大きい値がさハイテク株への物色は手控えられやすく、膠着感の強い相場展開が見込まれる。
日経225先物はナイトセッションで39000円を捉える場面も見られたが、同水準での上値の重さが意識され、一時38760円まで売られた。
ただし、下値の堅さも意識されていたほか、エヌビディアの決算を前に売り仕掛け的な動きは限られそうだ。
また、エヌビディアの決算に対する期待感が高まっているものの、ハイテク株の動きを見る限り、先回り的な買いの動きが限られているだろう。
反対に日経平均は4月半ばの36733円を安値にリバウンド基調を継続するなか、エヌビディアの決算後の下げを想定した売りポジションが積み上がっている可能性はある。
売り方にとっては、ポジションをニュートラルに修正しておきたいところであり、買い戻しに伴う需給が相場の底堅さにつながりそうである。
物色の流れとしてはエヌビディアの決算待ちではあるが、ハイテク株の底堅さが意識される可能性から、押し目狙いのスタンスとなろう。
また、米マイクロソフトは、生成AI(人工知能)に特化したパソコンを開発したと発表したことから、生成AI関連銘柄には短期的な値幅取り狙いの資金が集中する可能性がある。
また、マイクロソフトが採用を明らかにしたのはアームの設計技術を使った米クアルコム製の半導体であり、アーム採用を手掛かりに、ソフトバンクG (TYO:9984)の動向も注目されそうだ。
■決算発表なし
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(39872.99、+66.22)
・ナスダック総合指数は上昇(16832.62、+37.75)
・VIX指数は低下(11.86、-0.29)
・米長期金利は低下
・米国のインフレ沈静化期待
・東証による企業価値向上の要請
・堀場製作所 (TYO:6856)英で車関連拠点を拡張、衝突試験に最新機器導入
・新明和工業 (TYO:7224)ゴミ収集車の運用支援、レシップとシステム開発
・パナソニックHD (TYO:6752)車載電池の国内生産30年2.5倍、省人化を推進
・ヤマトHD (TYO:9064)共同輸配送を支援、トラックの空き、荷主と仲介
・愛知製鋼 (TYO:5482)パワーカード用リードフレームのライン増設 岐阜工場で稼働
・村田製作所 (TYO:6981)安全認証を取得、車載通信機器の開発で
・栗本鐵工所 (TYO:5602)溶解炉にヤシ殻炭、鉄管製造の脱炭素加速
・阪神内燃機工業 (TYO:6018)低速メタノールエンジン開発、内航タンカーに搭載
・デンヨー (TYO:6517)燃料電池式可搬形発電装置の量産機開発
・サノヤスHD (TYO:7022)イノベ推進、技術支援重視し拠点拡張
・三井E&S (TYO:7003)FC搭載門型クレーン、米ロス港で商業運転
・日本ケミコン (TYO:6997)車載に700万画素カメラ、30年度モジュール量産
・ニチコン (TYO:6996)車充電器用コンデンサー開発、電流量50%増
・山善 (TYO:8051)バッテリー家電、小型クーラーなど16商品
・積水化学 (TYO:4204)「塗料転写シート」開発、自動車塗装のCO2削減
・三洋化成 (TYO:4471)広島大と、半月板修復用たんぱく質の機能・安全性を確認
・リベルタ (TYO:4935)住友化学などと、持続性1.5倍の冷感シャツ、来月投入
・デンカ (TYO:4061)千葉工場に70億円投資、低誘電絶縁材を生産
・神戸製鋼所 (TYO:5406)日産に低CO2アルミ材を供給、量産車向け
・日本製鉄 (TYO:5401)バヌアツの橋に塗装周期延長鋼、ODA工事で採用
・クラレ (TYO:3405)ビニロンなど来月値上げ
・三菱地所 (TYO:8802)清水建設と、「舞浜ホテル」26年開業、ZEB認証取得
・三井住友建設 (TYO:1821)脱炭素実現へコンクリ部材生産の滋賀工場に水素設備
・三井不動産 (TYO:8801)愛知に「物流中継」拠点、首都圏と関西つなぐ
☆前場のイベントスケジュール
・11:00 NZ準備銀行が政策金利発表(5.50%に据え置き予想) <ST>
■ハイテクは様子見も買い戻しから底堅い値動きに
■決算発表なし
■前場の注目材料:堀場製作所、英で車関連拠点を拡張、衝突試験に最新機器導入
■ハイテクは様子見も買い戻しから底堅い値動きに
22日の日本株市場は、膠着感の強い相場展開が続きそうである。
21日の米国市場は、NYダウが66ドル高、ナスダックは37ポイント高だった。
米連邦準備制度理事会(FRB)高官が、政策金利を据え置く姿勢を繰り返したため、売られる場面もみられた。
その後、利上げの可能性は少ないとの見方のほか、小売企業の決算を好感した買いにより上昇に転じた。
また、ハイテク株は長期金利の低下が支援材料になったほか、エヌビディアの決算を期待した買いも入った。
シカゴ日経225先物は大阪比80円安の38860円。
円相場は1ドル156円10銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、やや売り先行で始まることになりそうだ。
米国市場の上昇の流れは好感されるものの、エヌビディアの決算を控えるなか、東エレク (TYO:8035)など指数インパクトの大きい値がさハイテク株への物色は手控えられやすく、膠着感の強い相場展開が見込まれる。
日経225先物はナイトセッションで39000円を捉える場面も見られたが、同水準での上値の重さが意識され、一時38760円まで売られた。
ただし、下値の堅さも意識されていたほか、エヌビディアの決算を前に売り仕掛け的な動きは限られそうだ。
また、エヌビディアの決算に対する期待感が高まっているものの、ハイテク株の動きを見る限り、先回り的な買いの動きが限られているだろう。
反対に日経平均は4月半ばの36733円を安値にリバウンド基調を継続するなか、エヌビディアの決算後の下げを想定した売りポジションが積み上がっている可能性はある。
売り方にとっては、ポジションをニュートラルに修正しておきたいところであり、買い戻しに伴う需給が相場の底堅さにつながりそうである。
物色の流れとしてはエヌビディアの決算待ちではあるが、ハイテク株の底堅さが意識される可能性から、押し目狙いのスタンスとなろう。
また、米マイクロソフトは、生成AI(人工知能)に特化したパソコンを開発したと発表したことから、生成AI関連銘柄には短期的な値幅取り狙いの資金が集中する可能性がある。
また、マイクロソフトが採用を明らかにしたのはアームの設計技術を使った米クアルコム製の半導体であり、アーム採用を手掛かりに、ソフトバンクG (TYO:9984)の動向も注目されそうだ。
■決算発表なし
■前場の注目材料
・NYダウは上昇(39872.99、+66.22)
・ナスダック総合指数は上昇(16832.62、+37.75)
・VIX指数は低下(11.86、-0.29)
・米長期金利は低下
・米国のインフレ沈静化期待
・東証による企業価値向上の要請
・堀場製作所 (TYO:6856)英で車関連拠点を拡張、衝突試験に最新機器導入
・新明和工業 (TYO:7224)ゴミ収集車の運用支援、レシップとシステム開発
・パナソニックHD (TYO:6752)車載電池の国内生産30年2.5倍、省人化を推進
・ヤマトHD (TYO:9064)共同輸配送を支援、トラックの空き、荷主と仲介
・愛知製鋼 (TYO:5482)パワーカード用リードフレームのライン増設 岐阜工場で稼働
・村田製作所 (TYO:6981)安全認証を取得、車載通信機器の開発で
・栗本鐵工所 (TYO:5602)溶解炉にヤシ殻炭、鉄管製造の脱炭素加速
・阪神内燃機工業 (TYO:6018)低速メタノールエンジン開発、内航タンカーに搭載
・デンヨー (TYO:6517)燃料電池式可搬形発電装置の量産機開発
・サノヤスHD (TYO:7022)イノベ推進、技術支援重視し拠点拡張
・三井E&S (TYO:7003)FC搭載門型クレーン、米ロス港で商業運転
・日本ケミコン (TYO:6997)車載に700万画素カメラ、30年度モジュール量産
・ニチコン (TYO:6996)車充電器用コンデンサー開発、電流量50%増
・山善 (TYO:8051)バッテリー家電、小型クーラーなど16商品
・積水化学 (TYO:4204)「塗料転写シート」開発、自動車塗装のCO2削減
・三洋化成 (TYO:4471)広島大と、半月板修復用たんぱく質の機能・安全性を確認
・リベルタ (TYO:4935)住友化学などと、持続性1.5倍の冷感シャツ、来月投入
・デンカ (TYO:4061)千葉工場に70億円投資、低誘電絶縁材を生産
・神戸製鋼所 (TYO:5406)日産に低CO2アルミ材を供給、量産車向け
・日本製鉄 (TYO:5401)バヌアツの橋に塗装周期延長鋼、ODA工事で採用
・クラレ (TYO:3405)ビニロンなど来月値上げ
・三菱地所 (TYO:8802)清水建設と、「舞浜ホテル」26年開業、ZEB認証取得
・三井住友建設 (TYO:1821)脱炭素実現へコンクリ部材生産の滋賀工場に水素設備
・三井不動産 (TYO:8801)愛知に「物流中継」拠点、首都圏と関西つなぐ
☆前場のイベントスケジュール
・11:00 NZ準備銀行が政策金利発表(5.50%に据え置き予想) <ST>