*08:52JST 前場に注目すべき3つのポイント~押し目待ち狙いの買いを強める動きに~
14日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■押し目待ち狙いの買いを強める動きに
■シチズン、1Q営業利益 15.4%減 46.84億円
■前場の注目材料:キヤノン、後工程向け「i線露光装置」来年度倍増、高密度実装に貢献
■押し目待ち狙いの買いを強める動きに
14日の日本株市場は、買い一巡後はこう着感が強まる可能性はありそうだが、押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。
13日の米国市場は、NYダウが408ドル高、ナスダックは407ポイント高だった。
7月の米卸売物価指数(PPI)が予想を下回ったため、米連邦準備理事会(FRB)による9月の利下げ期待が強まった。
14日に発表される米消費者物価指数(CPI)においても、さらなるインフレ改善を示すとの期待が高まるなか、終日堅調な相場展開だった。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比195円高の36415円。
円相場は1ドル146円70銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まりそうだ。
米PPIの結果を受けて米長期金利は低下し、大型テック株や半導体株の強い値動きが目立った。
特にエヌビディアが6%を超える上昇を見せており、東京市場においても指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均をけん引することになりそうだ。
また、日経平均株価は昨日の大幅上昇で5日の急落前の水準を回復した。
いったんは達成感が意識されやすいところではあるが、今回の急落でヘッジファンドなどはロングポジションを解消したとみられており、戻り待ち狙いの売りは入りにくいだろう。
一方で、急落後の急ピッチのリバウンドによって買い遅れている投資家などは、押し目待ち狙いの買いを強めてくることになりそうだ。
また、強いリバウンドのなか、レバレッジ型ETFの調整買いの動きなども意識されやすく、ショートカバーが入りやすい需給状況になりそうである。
また、昨日は決算を手掛かりとした物色もみられており、市場は落ち着きを取り戻した。
米CPIの結果待ちで積極的な売買は手控えられる可能性はありそうだが、それ以上に売り方の買い戻しの動きが強まることになりそうだ。
また、日経225先物はナイトセッションで一時35850円まで下げる場面もみられたが、同水準で推移している52週線が支持線として機能していた。
下値の堅さが意識されるなか、まずは36800円辺りで推移する200日線を捉えてくるかが注目されそうだ。
物色としては指数インパクトの大きい値がさハイテク株のほか、決算ではアルバック (TYO:6728)、MIXI (TYO:2121)、日電子 (TYO:6951)、はごろも (TYO:2831)、安楽亭 (TYO:7562)、東京機 (TYO:6335)、建設技研 (TYO:9621)、三洋堂HD (TYO:3058)、コメ兵HD (TYO:2780)、日シス技術 (TYO:4323)などが注目される。
■シチズン、1Q営業利益 15.4%減 46.84億円
シチズン (TYO:7762)が発表した2025年3月期第1四半期業績は、売上高が前年同期比4.4%増の758.88億円、営業利益は同15.4%減の46.84億円だった。
時計事業においては、『ATTESA』や『xC』などの中核ブランドに加えて『The CITIZEN』などのプレミアムブランドが好調に推移したほか、インバウンド需要が伸長した。
海外市場のうち北米、欧州は増収となったが、中国は市況悪化に伴い販売が大きく減少した。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(36232.51、+1207.51)
・NYダウは上昇(39765.64、+408.63)
・ナスダック総合指数は上昇(17187.61、+407.00)
・シカゴ日経先物は上昇(36415、大阪比+195)
・SOX指数は上昇(4942.31、+198.48)
・VIX指数は低下(18.12、-2.59)
・米長期金利は低下
・米国のインフレ沈静化期待
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・キヤノン (TYO:7751)後工程向け「i線露光装置」来年度倍増、高密度実装に貢献
・東京電力HD (TYO:9501)パラオの脱炭素に協力
・小林製薬 (TYO:4967)報告漏れの「紅麹」死亡事例新たに11件
・日野自 (TYO:7205)「自治体ライドシェア」運行管理受託着々と、東京から遠隔支援
・ヤマトHD (TYO:9064)電池交換式EVトラック公道実証、三菱ふそう・米新興と
・川崎重 (TYO:7012)介護業務を支援、科学的データ共有、機器提案・開発促す
・富士通 (TYO:6702)磯部武司副社長最高財務責任者「ユーバンス好調」
・AGC (TYO:5201)乳化剤不使用、フッ素ポリマー製造で副生物の生成を低減
・コマツ (TYO:6301)電動ミニショベルの充電に水素混焼発電機を導入、大林組と実証
・クラレ (TYO:3405)MMAモノマーなど来月値上げ
・大王製紙 (TYO:3880)品川舟平取締役常務執行役員「協業で競争力」
☆前場のイベントスケジュール
・11:00 NZ準備銀行が政策金利発表(5.50%に据え置き予想) <ST>
■押し目待ち狙いの買いを強める動きに
■シチズン、1Q営業利益 15.4%減 46.84億円
■前場の注目材料:キヤノン、後工程向け「i線露光装置」来年度倍増、高密度実装に貢献
■押し目待ち狙いの買いを強める動きに
14日の日本株市場は、買い一巡後はこう着感が強まる可能性はありそうだが、押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。
13日の米国市場は、NYダウが408ドル高、ナスダックは407ポイント高だった。
7月の米卸売物価指数(PPI)が予想を下回ったため、米連邦準備理事会(FRB)による9月の利下げ期待が強まった。
14日に発表される米消費者物価指数(CPI)においても、さらなるインフレ改善を示すとの期待が高まるなか、終日堅調な相場展開だった。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比195円高の36415円。
円相場は1ドル146円70銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、買い先行で始まりそうだ。
米PPIの結果を受けて米長期金利は低下し、大型テック株や半導体株の強い値動きが目立った。
特にエヌビディアが6%を超える上昇を見せており、東京市場においても指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均をけん引することになりそうだ。
また、日経平均株価は昨日の大幅上昇で5日の急落前の水準を回復した。
いったんは達成感が意識されやすいところではあるが、今回の急落でヘッジファンドなどはロングポジションを解消したとみられており、戻り待ち狙いの売りは入りにくいだろう。
一方で、急落後の急ピッチのリバウンドによって買い遅れている投資家などは、押し目待ち狙いの買いを強めてくることになりそうだ。
また、強いリバウンドのなか、レバレッジ型ETFの調整買いの動きなども意識されやすく、ショートカバーが入りやすい需給状況になりそうである。
また、昨日は決算を手掛かりとした物色もみられており、市場は落ち着きを取り戻した。
米CPIの結果待ちで積極的な売買は手控えられる可能性はありそうだが、それ以上に売り方の買い戻しの動きが強まることになりそうだ。
また、日経225先物はナイトセッションで一時35850円まで下げる場面もみられたが、同水準で推移している52週線が支持線として機能していた。
下値の堅さが意識されるなか、まずは36800円辺りで推移する200日線を捉えてくるかが注目されそうだ。
物色としては指数インパクトの大きい値がさハイテク株のほか、決算ではアルバック (TYO:6728)、MIXI (TYO:2121)、日電子 (TYO:6951)、はごろも (TYO:2831)、安楽亭 (TYO:7562)、東京機 (TYO:6335)、建設技研 (TYO:9621)、三洋堂HD (TYO:3058)、コメ兵HD (TYO:2780)、日シス技術 (TYO:4323)などが注目される。
■シチズン、1Q営業利益 15.4%減 46.84億円
シチズン (TYO:7762)が発表した2025年3月期第1四半期業績は、売上高が前年同期比4.4%増の758.88億円、営業利益は同15.4%減の46.84億円だった。
時計事業においては、『ATTESA』や『xC』などの中核ブランドに加えて『The CITIZEN』などのプレミアムブランドが好調に推移したほか、インバウンド需要が伸長した。
海外市場のうち北米、欧州は増収となったが、中国は市況悪化に伴い販売が大きく減少した。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(36232.51、+1207.51)
・NYダウは上昇(39765.64、+408.63)
・ナスダック総合指数は上昇(17187.61、+407.00)
・シカゴ日経先物は上昇(36415、大阪比+195)
・SOX指数は上昇(4942.31、+198.48)
・VIX指数は低下(18.12、-2.59)
・米長期金利は低下
・米国のインフレ沈静化期待
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・キヤノン (TYO:7751)後工程向け「i線露光装置」来年度倍増、高密度実装に貢献
・東京電力HD (TYO:9501)パラオの脱炭素に協力
・小林製薬 (TYO:4967)報告漏れの「紅麹」死亡事例新たに11件
・日野自 (TYO:7205)「自治体ライドシェア」運行管理受託着々と、東京から遠隔支援
・ヤマトHD (TYO:9064)電池交換式EVトラック公道実証、三菱ふそう・米新興と
・川崎重 (TYO:7012)介護業務を支援、科学的データ共有、機器提案・開発促す
・富士通 (TYO:6702)磯部武司副社長最高財務責任者「ユーバンス好調」
・AGC (TYO:5201)乳化剤不使用、フッ素ポリマー製造で副生物の生成を低減
・コマツ (TYO:6301)電動ミニショベルの充電に水素混焼発電機を導入、大林組と実証
・クラレ (TYO:3405)MMAモノマーなど来月値上げ
・大王製紙 (TYO:3880)品川舟平取締役常務執行役員「協業で競争力」
☆前場のイベントスケジュール
・11:00 NZ準備銀行が政策金利発表(5.50%に据え置き予想) <ST>