*12:24JST 後場に注目すべき3つのポイント~半導体株上昇し39000円台を回復
3日の後場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
・日経平均は大幅続伸、半導体株上昇し39000円台を回復
・ドル・円は小じっかり、150円に接近
・値上がり寄与トップは東京エレクトロン (TYO:8035)、同2位はファーストリテ (TYO:9983)
■日経平均は大幅続伸、半導体株上昇し39000円台を回復
日経平均は大幅続伸。
前日比667.04円高(+1.73%)の39180.06円(出来高概算10億4000万株)で前場の取引を終えている。
2日の米国株式市場はまちまち。
ダウ平均は128.65ドル安の44782.00ドル、ナスダックは185.78ポイント高の19403.95で取引を終了した。
今週、雇用統計などの重要経済指標発表を控え調整が強まり、寄り付き後、まちまち。
ダウは長期金利の上昇や、中東地政学的リスク、フランスの内閣が不信任の公算で崩壊の危機に直面していることなどが警戒され、終日軟調に推移。
ナスダックはハイテクが支援し堅調に推移し、過去最高値を更新。
相場はまちまちで終了した。
米国市場はまちまちだったものの、ハイテク株高を受けて、東京市場は買い優勢で取引を開始した。
日経平均は寄付きからじりじりと上げ幅を拡大し、取引時間中としては11月25日以来となる39000円台を回復。
東京エレクトロン (TYO:8035)やアドバンテスト (TYO:6857)など値がさ半導体株が買われたことから、TOPIXよりも日経平均が強く、プライム市場の売買代金も2.5兆円と商いが増加した。
日経平均採用銘柄では、東京エレクトロンやアドバンテストのほか、ディスコ (TYO:6146)、レーザーテック (TYO:6920)、スクリーンHD (TYO:7735)などの半導体株が買われたほか、川崎重 (TYO:7012)、三菱電機 (TYO:6503)など防衛関連の一角も上昇。
このほか、川崎汽船 (TYO:9107)、フジクラ (TYO:5803)、オークマ (TYO:6103)、ソフトバンクグループ (TYO:9984)、ニデック (TYO:6594)などが買われた。
一方、為替は1ドル149円台と目立った動きは見られないが、ニチレイ (TYO:2871)、ニッスイ (TYO:1332)、日清粉G (TYO:2002)、日本航空 (TYO:9201)、ANAホールディングス (TYO:9202)など円高メリット銘柄がさえない。
このほか、住友ファーマ (TYO:4506)、ソシオネクスト (TYO:6526)、ZOZO (TYO:3092)、コムシスHD (TYO:1721)、日本取引所グループ (TYO:8697)などが下落した。
業種別では、海運、非鉄金属、電気機器、精密機器、金属製品などが上昇した一方、電気・ガス、空運の2セクターのみ下落した。
市場では、「海外投資家が先物を買っている」との声が聞かれている。
昨日、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の来年度からの運用計画で、実質的な運用利回りの目標を現状の1.7%から1.9%に引き上げる案を厚生労働省が示したことが材料視されているようだ。
GPIFが株式への投資配分を増やすことにつながる可能性もあることで、海外投資家が先回りして先物を買っているという構図だ。
後場の東京市場は、引き続き海外投資家による先物買いによって、日経平均が一段高する可能性もあろう。
欧州投資家が参加し始める14時頃の動向に注目したい。
■ドル・円は小じっかり、150円に接近
3日午前の東京市場でドル・円は小じっかりの値動きとなり、149円49銭から149円99銭まで値を上げた。
海外市場で低下した米10年債利回りは下げ渋り、ドルに買戻しが入った。
一方、日経平均株価の強含みで円売りが強まり、ドルを押し上げた。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は149円49銭から149円99銭、ユーロ・円は156円97銭から157円31銭、ユーロ・ドルは1.0485ドルから1.0501ドル。
■後場のチェック銘柄
・メディアファイブ、日本エンタープライズ (TYO:4829)など、4銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上がり寄与トップは東京エレクトロン (TYO:8035)、同2位はファーストリテ (TYO:9983)
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・日・11月マネタリーベース:前年比-0.3%(10月:-0.3%)
・豪・7-9月期経常収支:-141億豪ドル(予想:-109億豪ドル、4-6月期:-164億豪ドル←-107億豪ドル)
【要人発言】
・ウィリアムズNY連銀総裁
「米国経済にリセッションの兆候は見られず」
「インフレ率を2%に戻すことが重要」
「インフレを考慮すると、ある程度制約的な政策が適切」
「方向性は金利の引き下げ」
・16:30 スイス・11月消費者物価指数(前年比予想:+0.8%、10月:+0.6%)
<CS>
・日経平均は大幅続伸、半導体株上昇し39000円台を回復
・ドル・円は小じっかり、150円に接近
・値上がり寄与トップは東京エレクトロン (TYO:8035)、同2位はファーストリテ (TYO:9983)
■日経平均は大幅続伸、半導体株上昇し39000円台を回復
日経平均は大幅続伸。
前日比667.04円高(+1.73%)の39180.06円(出来高概算10億4000万株)で前場の取引を終えている。
2日の米国株式市場はまちまち。
ダウ平均は128.65ドル安の44782.00ドル、ナスダックは185.78ポイント高の19403.95で取引を終了した。
今週、雇用統計などの重要経済指標発表を控え調整が強まり、寄り付き後、まちまち。
ダウは長期金利の上昇や、中東地政学的リスク、フランスの内閣が不信任の公算で崩壊の危機に直面していることなどが警戒され、終日軟調に推移。
ナスダックはハイテクが支援し堅調に推移し、過去最高値を更新。
相場はまちまちで終了した。
米国市場はまちまちだったものの、ハイテク株高を受けて、東京市場は買い優勢で取引を開始した。
日経平均は寄付きからじりじりと上げ幅を拡大し、取引時間中としては11月25日以来となる39000円台を回復。
東京エレクトロン (TYO:8035)やアドバンテスト (TYO:6857)など値がさ半導体株が買われたことから、TOPIXよりも日経平均が強く、プライム市場の売買代金も2.5兆円と商いが増加した。
日経平均採用銘柄では、東京エレクトロンやアドバンテストのほか、ディスコ (TYO:6146)、レーザーテック (TYO:6920)、スクリーンHD (TYO:7735)などの半導体株が買われたほか、川崎重 (TYO:7012)、三菱電機 (TYO:6503)など防衛関連の一角も上昇。
このほか、川崎汽船 (TYO:9107)、フジクラ (TYO:5803)、オークマ (TYO:6103)、ソフトバンクグループ (TYO:9984)、ニデック (TYO:6594)などが買われた。
一方、為替は1ドル149円台と目立った動きは見られないが、ニチレイ (TYO:2871)、ニッスイ (TYO:1332)、日清粉G (TYO:2002)、日本航空 (TYO:9201)、ANAホールディングス (TYO:9202)など円高メリット銘柄がさえない。
このほか、住友ファーマ (TYO:4506)、ソシオネクスト (TYO:6526)、ZOZO (TYO:3092)、コムシスHD (TYO:1721)、日本取引所グループ (TYO:8697)などが下落した。
業種別では、海運、非鉄金属、電気機器、精密機器、金属製品などが上昇した一方、電気・ガス、空運の2セクターのみ下落した。
市場では、「海外投資家が先物を買っている」との声が聞かれている。
昨日、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の来年度からの運用計画で、実質的な運用利回りの目標を現状の1.7%から1.9%に引き上げる案を厚生労働省が示したことが材料視されているようだ。
GPIFが株式への投資配分を増やすことにつながる可能性もあることで、海外投資家が先回りして先物を買っているという構図だ。
後場の東京市場は、引き続き海外投資家による先物買いによって、日経平均が一段高する可能性もあろう。
欧州投資家が参加し始める14時頃の動向に注目したい。
■ドル・円は小じっかり、150円に接近
3日午前の東京市場でドル・円は小じっかりの値動きとなり、149円49銭から149円99銭まで値を上げた。
海外市場で低下した米10年債利回りは下げ渋り、ドルに買戻しが入った。
一方、日経平均株価の強含みで円売りが強まり、ドルを押し上げた。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は149円49銭から149円99銭、ユーロ・円は156円97銭から157円31銭、ユーロ・ドルは1.0485ドルから1.0501ドル。
■後場のチェック銘柄
・メディアファイブ、日本エンタープライズ (TYO:4829)など、4銘柄がストップ高
※一時ストップ高(気配値)を含みます
・値上がり寄与トップは東京エレクトロン (TYO:8035)、同2位はファーストリテ (TYO:9983)
■経済指標・要人発言
【経済指標】
・日・11月マネタリーベース:前年比-0.3%(10月:-0.3%)
・豪・7-9月期経常収支:-141億豪ドル(予想:-109億豪ドル、4-6月期:-164億豪ドル←-107億豪ドル)
【要人発言】
・ウィリアムズNY連銀総裁
「米国経済にリセッションの兆候は見られず」
「インフレ率を2%に戻すことが重要」
「インフレを考慮すると、ある程度制約的な政策が適切」
「方向性は金利の引き下げ」
・16:30 スイス・11月消費者物価指数(前年比予想:+0.8%、10月:+0.6%)
<CS>