5日のマザーズ指数は上昇となった。
東京市場休場中の米国株式市場で、米中首脳会談の実現に向けた進展が示されたことなどで米主要株価が最高値を更新。
外部環境が改善したことから連休明けのマザーズ市場にも買いが先行した。
一方、その後は、朝方の高値を後場にかけて突破した日経平均に対して、マザーズ指数は上値の重さが意識される格好に。
バイオ株が総じて弱含むなか、物色としては全体に幅広く関心が向かう展開には至らず、マザーズ主力級銘柄の一角に対する買いや、直近IPO銘柄への短期資金が向かうに留まった。
なお、売買代金は概算で661.50億円。
騰落数は、値上がり163銘柄、値下がり125銘柄、変わらず12銘柄となった。
値上がり上位銘柄では、直近IPO銘柄としてセルソース (T:4880)がストップ高水準まで買い進まれたほか、G-FACTORY (T:3474)やVALUENEX (T:4422)などがそれに続いて大幅高に。
売買代金上位では、ウイングアーク1stとの資本業務提携を発表したSansan (T:4443)が8%高になったほか、BASE (T:4477)、メルカリ (T:4385)、UMNファーマ (T:4585)、ロゼッタ (T:6182)、UUUM (T:3990)、ジーエヌアイ (T:2160)、ラクス (T:3923)が上昇。
一方で、そーせい (T:4565)、JIA (T:7172)、中村超硬 (T:6166)、サンバイオ (T:4592)、アンジェス (T:4563)、ジェイック (T:7073)、手間いらず (T:2477)は軟調であった。