🐦 早起き鳥は 有望株を割安で見つけることができます。最大55%引きでInvestingProをブラックフライデーに手に入れましょう特別セールを請求する

日経平均は大幅反発、短期筋の買い戻し一巡後は決算見極め

発行済 2020-01-09 12:13
更新済 2020-01-09 12:21
日経平均は大幅反発、短期筋の買い戻し一巡後は決算見極め
4689
-
4901
-
6506
-
8035
-
6758
-
3436
-
8306
-
9983
-
9984
-
6981
-
7974
-
3141
-
7203
-

 日経平均は大幅反発。

473.05円高の23677.81円(出来高概算5億7250万株)で前場の取引を終えた。

前日の米国市場では、トランプ大統領が会見でイランとの更なる対立激化を望まない意向を示唆すると、主要3指数は揃って反発となった。

シカゴ日経225先物清算値は大阪比370円高の23520円になるなか、為替相場が1ドル=109円台を回復して前日から円安方向に振れたこともあり、本日の日経平均はシカゴ日経225先物清算値を上回ってのスタートとなった。

物色としては、年始にかけて売られたハイテク株中心に上げ幅を拡大する銘柄が散見された。

 セクターでは、鉱業と石油・石炭製品を除いた31業種が上昇。

とりわけ、海運業や電気機器、情報・通信業の上げが目立った。

売買代金上位では、ソフトバンクG (T:9984)が4.9%高になったほか、ソニー (T:6758)、任天堂 (T:7974)、ファーストリテ (T:9983)、東京エレクトロン (T:8035)、村田製作所 (T:6981)、トヨタ自動車 (T:7203)、SUMCO (T:3436)、富士フイルム (T:4901)、三菱UFJ (T:8306)、Zホールディングス (T:4689)が上昇した。

一方で、ウエルシアHD (T:3141)は第3四半期の好決算を発表したものの、材料出尽くし感が先行して3%安になった。

 本日の東京市場は、前述したトランプ大統領会見を受けてイラン情勢の緊張緩和を好感する流れとなった。

米国とイランによる全面的な武力衝突といった最悪のリスクシナリオに対する過度な警戒感はひとまず後退しているようだ。

 前場では、ソフトバンクGやファーストリテといった指数インパクトの大きい銘柄がけん引役となり、日経平均は寄り付きからじりじりと上げ幅を拡大する展開となった。

前日の先物手口では、クレディスイス証券が225・TOPIX両先物を揃って大きく売り越していたこともあり、短期筋とみられる主体が先物主導で断続的な買い戻しを入れる動きが継続しているもよう。

これにより、225先物は前日のナイトセッション終値水準の23580円を上抜け、1月6日につけた高値である23660円まで一時上昇する場面があった。

 一方で、米国によるイランに対する追加の経済制裁など、中東情勢を巡る不透明感は依然として残っており、次第に売り方の買い戻し一巡の動きも意識されてこよう。

また、本日引け後に控えるファーストリテや安川電 (T:6506)の決算を見極めたいとする向きも根強くなる可能性がある。

このような状況下、後場にかけての物色としても、需給頼みの上昇を見せる銘柄から、好業績銘柄に対する見直しやテーマ株へと目線をシフトしておきたいところである。

(雲宮 祥士)

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます