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日経平均は4日ぶり小幅反落、引けにかけて弱含む

発行済 2017-04-20 15:38
更新済 2017-04-20 16:00
日経平均は4日ぶり小幅反落、引けにかけて弱含む
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日経平均は4日ぶり小幅反落。
19日の米国市場でNYダウはIBMの決算や原油安を嫌気して118ドル安となり、為替相場も朝方は円高推移していたが、本日の日経平均は14円高からスタートした。
国内年金によるアクティブ買いが観測され、前場には一時
18523.40円(前日比91.20円高)まで上昇する場面があった。
ただ、23日に予定されるフランス大統領選挙の第1回投票を前に引き続き外部環境の不透明感が意識されたほか、日本郵政 (T:6178)の急落も投資家心理の悪化につながり、引けにかけて弱含んだ。


大引けの日経平均は前日比1.71円安の18430.49円となった。
東証1部の売買高は18億
4106万株、売買代金は2兆1592億円だった。
業種別では、石油・石炭製品、電気・ガス業、鉱業が下落率上位だった。
一方、銀行業、ゴム製品、輸送用機器が上昇率上位だった。


個別では、任天堂 (T:7974)が5日ぶりに反落し、ファナック (T:6954)、JT (T:2914)、KDDI (T:9433)もさえない。
日本郵政は後場に一時5%安まで急落。
豪物流会社の減損処理を検討との報道が伝わった。
コマツ (T:6301)やJXTGHD (T:5020)は2%超、スタートトゥ (T:3092)は3%超の下落。
また、JAC (T:2124)、日機装 (T:6376)、ベクトル
(T:6058)などが東証1部下落率上位となった。
一方、ソフトバンクG (T:9984)、三菱UFJ (T:8306)、トヨタ自 (T:7203)、三井住友 (T:8316)、ソニー (T:6758)などが堅調。
東芝
(T:6502)は半導体メモリー事業売却を巡る一部報道で5%高となり、業績観測が報じられたキヤノン (T:7751)は2%超上昇した。
また、ゲーム株として人気が続くenish (T:3667)がストップ高まで買われたほか、前期業績を上方修正したNOK (T:7240)も東証1部上昇率上位に顔を出した。

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