🤑 これ以上お求めやすくはなりません。この60%引きのブラックフライデーセールをどうぞお見逃しなく…特別セールを請求する

89年のバブルを超えてこないのは上場企業数が影響?~eワラントジャーナル(馬渕磨理子)

発行済 2018-01-12 11:19
更新済 2018-01-12 11:33
89年のバブルを超えてこないのは上場企業数が影響?~eワラントジャーナル(馬渕磨理子)
こんにちは、フィスコマーケットレポーター馬渕磨理子の「eワラントジャーナルの気になるレポート」です。


eワラント証券のコラムで「NYダウに比べて日経平均の上値の重たさ」について興味深い記事を見つけましたのでご紹介いたします。


史上最高値を更新しているNYダウ平均株価に対して、日経平均株価は1989年の終値としての高値38,915円87銭にはまだ遠いという状況です。
『時価総額では日米ともに史上最高を更新していますので相場としては良いはずなのでなぜ?』と同コラムでは問うています。


この問いに対して同コラムでは、『時価総額=株価×上場株式数』であるということに着目し、『株価が米国ほど上がってこないのは上場株式数が時価総額以上に増えたから』だと考えています。
上場株式数の日米比較はデータの取得が難しいため、代わりに『日米の上場企業数』について調べています。


世界銀行のサイトに掲載されている日米の上場企業の時価総額(兆ドル)と上場企業数をみてみると。
『日本の時価総額が米国を上回っていたのは1989年だけ』であり、『米国との差は拡大する一方』となっているようです。
そのため、『米国の株式市場には世界中の投資家から資金が集まっていること』になります。


また、上場企業数を見ると、『日本の上場企業は増加傾向』となっているのに対して、『米国では上場企業は減少傾向にある』ようです。
ここからも、『むしろ上場企業数が増えていないからこそ、上場企業の株式に資金が集まって株高を演出している』とも同コラムでは分析しています。


また、時価総額を上場企業数で割って1企業当たりの時価総額を比較してみると、『2016年で比較すると米国は6,315百ドル、日本は1,402百ドルとなっており、1989年と比べると米国は12.4倍の増加、日本は47%の減少となっています。
米国株に比べて日本株の上値が重い理由の一つは、時価総額に比べて上場企業数が多いことが影響している』かもしれないようです。


その他、米国の上場企業数が減少傾向にある理由についても同コラムでは言及しています。


なお、上記の記事の詳細は、eワラント証券が運営している「eワラントジャーナル」の1月8日付のコラム「89年のバブルを超えてこないのは上場企業数が影響?」にまとめられています。


馬渕磨理子の「気になるレポート」は各種レポートを馬渕磨理子の見解で注目し、コメントしています。
レポート発行人との見解とは異なる場合がありますので、ご留意くださいませ。


フィスコマーケットレポーター 馬渕磨理子


最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます