40%引きでご購読
新規!💥 ProPicksを手に入れ、S&P 500を1,183%を超える投資成績を実現した、戦略をご覧ください40%割引で開始

日経平均は小反発、薄商い続く 円高一服は支え

発行済 2019-09-03 16:08
更新済 2019-09-03 16:11
日経平均は小反発、薄商い続く 円高一服は支え

[東京 3日 ロイター] - 日経平均は小反発。米中貿易摩擦への懸念が残る中で続落スタートとなったが、ドル/円のじり高を眺めて下げ幅を縮小、プラス転換した。上海株をはじめとするアジア主要株が落ち着いた動きだったことも安心材料となった。米国株市場の動向を見極めたいという向きが多く、様子見ムードも強かった。東証1部売買代金は1兆3874億円にとどまり、前日に次ぐ今年2番目の低水準となった。

日経平均は上下84円21銭と狭いレンジ内で推移した。市場では、日本株の割安感に着目した買いが入ったとの指摘もあったが、「為替が円安なのでプラス圏にいる程度。積極的に売り買いしているわけではない」(国内運用会社)との声が出ていた。

TOPIXも小反発。業種別では、証券、海運、パルプ・紙などが値上がり率上位となった。海運はバルチック海運指数 (BADI)の上昇が好感されている。現在2442ポイントと2010年11月以来の水準となっており、日本郵船 (T:9101)、商船三井 (T:9104)、川崎汽船 (T:9107)などが堅調に推移した。半面、鉱業、ゴム製品などが売られた。

ユーロ圏の景気見通し悪化を踏まえ、早ければ欧州中央銀行(ECB)が9月の会合で利下げを実施するとの観測が出ている。外為市場はユーロ安の流れとなっており、対ユーロでのドル買い圧力がドル/円のじり高につながった。円高一服を受け、トヨタ自動車 (T:7203)、ホンダ (T:7267)、ソニー (T:6758)など輸出関連株の一角もしっかりとなった。

そのほか個別では、ホットランド (T:3196)が急落し、年初来安値を更新。2日に公募増資を発表しており、1株利益の希薄化と需給悪化を懸念した売りが出た。新株261万株を発行するとともに、需給状況に応じて上限39万株のオーバーアロットメントによる売り出しも行う予定。発行済株式総数は最大で16.2%増加する。最大で約39億円を調達し、新規出店の設備投資資金に充てる。

東証1部の騰落数は、値上がり1485銘柄に対し、値下がりが561銘柄、変わらずが104銘柄だった。

日経平均 (N225)

終値      20625.16 +4.97

寄り付き    20581.58

安値/高値   20578.02─20662.23

TOPIX (TOPX)

終値       1510.79 +5.58

寄り付き     1502.57

安値/高値    1502.47─1514.05

東証出来高(万株) 84123

東証売買代金(億円) 13874.86

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます