昨日の米株式市場は、ダウ平均株価が0.11%安、S&P500は0.19%高、ナスダック総合指数は0.81%高とまちまちだった。大引け後に決算発表をしたインテル (NASDAQ:INTC)は市場予想以上の結果となり時間外で株価は上昇し、1株利益が市場予想を下回ったアマゾン・ドット・コム (NASDAQ:AMZN)は時間外で下落している。
トランプ大統領が中国を念頭にWTOに対して発展途上国の指定を変更するように求めていたが、韓国は発展途上国から外れることを決定した。
約5000億円のウィーワークなどの保有株の評価切り下げを行うとされるソフトバンクグループ (T:9984)は本日も続落し、0.79%安となっている。
米10年債利回りは0.40%低下し1.759%、ドル/円は108.66円。
上海総合指数は0.33%安、香港ハンセン指数は0.28%安、韓国総合株価指数は0.09%安とアジア株式市場は概ね下落している。ドル/オフショア人民元は0.03%安、ドル/ウォンは0.02%安。
前場の日経平均株価は、2万2700円台後半で小動きの展開。来週のFOMCに向けて上昇トレンドは維持しているが、利益確定売りに押されて上値が重くなっている。後場も上値の重さは変わらないだろう。後場は2万2650円~2万2800円を中心に推移すると予想する。