ブラックフライデーセール!大割引をInvestingProで最大60%割引開催中

買い戻しの動きが強まり、2カ月ぶりに28000円を回復【クロージング】

発行済 2022-03-23 16:03
更新済 2022-03-23 16:15
© Reuters.
8766
-
1963
-
9101
-
8035
-
9104
-
9107
-
6762
-
6857
-
9983
-
9984
-
23日の日経平均は大幅に7営業日続伸。
816.05円高の28040.16円(出来高概算14億1000万株)と1月18日以来約2カ月ぶりに28000円を回復して取引を終えた。
前日の米国株の大幅反発や円安進行を背景にハイテク関連株などを中心に幅広い銘柄に買いが先行して始まると、終日堅調な展開となり、取引終盤には28056.20円まで上げ幅を広げた。
28000円回復で、いったんは達成感も意識されたものの、後場半ば以降は28000円を上回っての推移が続いた。


東証1部の騰落銘柄は値上がり銘柄が1900を超え、全体の9割近くを占めた。
セクター別では海運を除く32業種が上昇し、精密機器、電気機器、輸送用機器、機械、医薬品などの上昇が際立っていた。
指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ (T:9983)、東エレク (T:8035)、ソフトバンクG (T:9984)、アドバンテス (T:6857)、TDK (T:6762)が堅調だった半面、日揮HD (T:1963)、川崎船 (T:9107)、郵船 (T:9101)、商船三井 (T:9104)、東京海上 (T:8766)が軟化した。


前日の米国市場は主要3株価指数が揃って上伸したほか、米国の利上げ加速観測を背景に約6年ぶりの1ドル=121円台へと円安が進んだため、自動車や電子部品、半導体といった輸出関連株中心に値を上げる銘柄が目立った。
買い戻しの動きが活発化するなか、短期筋などによる株価指数先物買いも交え、上げ幅を拡大させた。


日経平均はきょうで7連騰し、この間の上げ幅は2877.38円に達しているだけに、急ピッチの上昇に対する過熱感はくすぶっており、戻り待ちの売りなどが警戒される。
ただ、3月期末を控えた配当志向の物色やファンドによる配当の再投資もあり、月内は買い方優位の需給状況が続くとの見方も多い。
このため、昨年9月高値から今年3月安値の3分の2戻し水準である28685円水準を早期に突破できれば、「3万円の大台回復を目指す動きに本格的に移行している可能性がある」との声も聞かれ、投資マインドは徐々に明るくなってきているようだ。



最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます