20日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:商いは膨らみづらいものの、27000円固めからのリバウンド期待へ
■ジャックス、22/3上方修正 営業利益267億円←255億円
■前場の注目材料:トヨタ、生産技術再編、本社統括組織、各工場に移管・連携
■商いは膨らみづらいものの、27000円固めからのリバウンド期待へ
20日の日本株市場は、買い一巡後は底堅い値動きが見込まれよう。
19日の米国市場はNYダウが499ドル高だった。
連邦地裁判事が全国的なマスク着用義務化を無効と判断したことを受け運輸保安局(TSA)と疾病対策センター(CDC)が、公共交通機関でのマスク着用義務を撤回したため経済活動再開への期待が一段と強まった。
連邦準備制度理事会(FRB)の急速な利上げを進めたとしても米景気の底堅さは保たれるとの見方から、金利上昇を警戒していた売り方の買い戻しを誘う格好ともなったようだ。
景気敏感株などが買われたほか、金利が上昇するなかにもかかわらず、ハイテク株でも買い戻しが強まった。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比210円高の27260円。
円相場は1ドル129円30銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、ギャップスタートとなろう。
日経225先物はナイトセッションで27000円水準に位置している75日線を突破し、25日線水準までの上昇を見せている。
この動きから日経平均においても、25日、75日線が位置している27200円水準の突破が意識されてくるだろう。
25日、75日線とのゴールデンクロス示現によってテクニカル妙味も高まりやすく、ショートカバーの動きを誘いそうだ。
もっとも、決算シーズンのなかで商いは膨らみづらい面はあるため、買い一巡後は次第に上値の重さも意識される可能性はあるだろう。
そのため、戻りの鈍さから弱含む局面においては、押し目狙いのスタンスになりそうだ。
指数インパクトの大きい値がさ株がけん引する格好になると見られ、ファーストリテ (TYO:9983)やソフトバンクG (TYO:9984)の動向を睨みながらの展開になるものの、米国ではハイテク株への買い戻しが見られていることもあり、東エレク (TYO:8035)などの動向に市場の関心は集まりやすいところだろう。
また、マザーズ指数は続落で陰線を残す形状が続いている。
本日は買い先行で始まると見られるものの、戻り待ちのショートも意識されやすいため、まずは5日線や、25日線などのテクニカルポイントをクリアしておきたところだ。
また、決算については修正の動きが連日増えている状況であり、イーレックス (TYO:9517)、塩水港精糖 (TYO:2112)、東テク (TYO:9960)、第一稀元素化学工業 (TYO:4082)辺りの市場反応が注目される。
■ジャックス、22/3上方修正 営業利益267億円←255億円
ジャックス (TYO:8584)は2022年3月期業績予想の修正を発表。
売上高は1635億円から1640億円、営業利益を255億円から267億円に上方修正した。
国内事業のショッピングクレジット及び住宅ローン保証が堅調に推移したほか、国内と海外関係子会社の貸倒関連費用及びその他販売管理費が減少した。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(26985.09、+185.38)
・NYダウは上昇(34911.20、+499.51)
・ナスダック総合指数は上昇(13619.66、+287.30)
・シカゴ日経先物は上昇(27260、大阪比+210)
・1ドル=128.90-00円
・SOX指数は上昇(3153.23、+68.05)
・VIX指数は低下(21.37、-0.80)
・米国景気の拡大
・コロナ流行下の経済活動正常化
・日銀は金融緩和を長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・トヨタ (TYO:7203)生産技術再編、本社統括組織、各工場に移管・連携
・三菱マテリアル (TYO:5711)超硬工具を欧米で深耕、DXで課題解決
・住友商事 (TYO:8053)ベトナム工業団地に診療所、100社6万人健康管理
・IHI (TYO:7013)衛星打ち上げ初受注、新興企業の地表状態観測用
・ブリヂストン (TYO:5108)来月からグローバルCOOを2人体制
・豊田通商 (TYO:8015)レラテックと提携、再生エネバリューチェーン構築
・豊田合成 (TYO:7282)CNF配合強化プラ開発、耐衝撃性など改善、内外装車部品向け
・ブリヂストン (TYO:5108)使用済みタイヤリサイクル技術、米社と開発へ
・クボタ (TYO:6326)米拠点稼働で多目的4輪開発加速
・精工技研 (TYO:6834)0.1mmレンズをイメージセンサーに搭載、超小型ユニット開発
・長瀬産業 (TYO:8012)スマートセルで希少アミノ酸を安定生産、日立と実用化へ共同開発
・塩野義 (TYO:4507)NECとB型肝炎治療ワクチン共同研究、AI融合
・アステラス製薬 (TYO:4503)尿路上皮がん薬、欧州委の販売承認
☆前場のイベントスケジュール
・10:15 中・1年物ローンプライムレート(0.05ポイント引き下げ予想) <ST>
■株式見通し:商いは膨らみづらいものの、27000円固めからのリバウンド期待へ
■ジャックス、22/3上方修正 営業利益267億円←255億円
■前場の注目材料:トヨタ、生産技術再編、本社統括組織、各工場に移管・連携
■商いは膨らみづらいものの、27000円固めからのリバウンド期待へ
20日の日本株市場は、買い一巡後は底堅い値動きが見込まれよう。
19日の米国市場はNYダウが499ドル高だった。
連邦地裁判事が全国的なマスク着用義務化を無効と判断したことを受け運輸保安局(TSA)と疾病対策センター(CDC)が、公共交通機関でのマスク着用義務を撤回したため経済活動再開への期待が一段と強まった。
連邦準備制度理事会(FRB)の急速な利上げを進めたとしても米景気の底堅さは保たれるとの見方から、金利上昇を警戒していた売り方の買い戻しを誘う格好ともなったようだ。
景気敏感株などが買われたほか、金利が上昇するなかにもかかわらず、ハイテク株でも買い戻しが強まった。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比210円高の27260円。
円相場は1ドル129円30銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、ギャップスタートとなろう。
日経225先物はナイトセッションで27000円水準に位置している75日線を突破し、25日線水準までの上昇を見せている。
この動きから日経平均においても、25日、75日線が位置している27200円水準の突破が意識されてくるだろう。
25日、75日線とのゴールデンクロス示現によってテクニカル妙味も高まりやすく、ショートカバーの動きを誘いそうだ。
もっとも、決算シーズンのなかで商いは膨らみづらい面はあるため、買い一巡後は次第に上値の重さも意識される可能性はあるだろう。
そのため、戻りの鈍さから弱含む局面においては、押し目狙いのスタンスになりそうだ。
指数インパクトの大きい値がさ株がけん引する格好になると見られ、ファーストリテ (TYO:9983)やソフトバンクG (TYO:9984)の動向を睨みながらの展開になるものの、米国ではハイテク株への買い戻しが見られていることもあり、東エレク (TYO:8035)などの動向に市場の関心は集まりやすいところだろう。
また、マザーズ指数は続落で陰線を残す形状が続いている。
本日は買い先行で始まると見られるものの、戻り待ちのショートも意識されやすいため、まずは5日線や、25日線などのテクニカルポイントをクリアしておきたところだ。
また、決算については修正の動きが連日増えている状況であり、イーレックス (TYO:9517)、塩水港精糖 (TYO:2112)、東テク (TYO:9960)、第一稀元素化学工業 (TYO:4082)辺りの市場反応が注目される。
■ジャックス、22/3上方修正 営業利益267億円←255億円
ジャックス (TYO:8584)は2022年3月期業績予想の修正を発表。
売上高は1635億円から1640億円、営業利益を255億円から267億円に上方修正した。
国内事業のショッピングクレジット及び住宅ローン保証が堅調に推移したほか、国内と海外関係子会社の貸倒関連費用及びその他販売管理費が減少した。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(26985.09、+185.38)
・NYダウは上昇(34911.20、+499.51)
・ナスダック総合指数は上昇(13619.66、+287.30)
・シカゴ日経先物は上昇(27260、大阪比+210)
・1ドル=128.90-00円
・SOX指数は上昇(3153.23、+68.05)
・VIX指数は低下(21.37、-0.80)
・米国景気の拡大
・コロナ流行下の経済活動正常化
・日銀は金融緩和を長期化
・株価急落時の日銀ETF買い
・トヨタ (TYO:7203)生産技術再編、本社統括組織、各工場に移管・連携
・三菱マテリアル (TYO:5711)超硬工具を欧米で深耕、DXで課題解決
・住友商事 (TYO:8053)ベトナム工業団地に診療所、100社6万人健康管理
・IHI (TYO:7013)衛星打ち上げ初受注、新興企業の地表状態観測用
・ブリヂストン (TYO:5108)来月からグローバルCOOを2人体制
・豊田通商 (TYO:8015)レラテックと提携、再生エネバリューチェーン構築
・豊田合成 (TYO:7282)CNF配合強化プラ開発、耐衝撃性など改善、内外装車部品向け
・ブリヂストン (TYO:5108)使用済みタイヤリサイクル技術、米社と開発へ
・クボタ (TYO:6326)米拠点稼働で多目的4輪開発加速
・精工技研 (TYO:6834)0.1mmレンズをイメージセンサーに搭載、超小型ユニット開発
・長瀬産業 (TYO:8012)スマートセルで希少アミノ酸を安定生産、日立と実用化へ共同開発
・塩野義 (TYO:4507)NECとB型肝炎治療ワクチン共同研究、AI融合
・アステラス製薬 (TYO:4503)尿路上皮がん薬、欧州委の販売承認
☆前場のイベントスケジュール
・10:15 中・1年物ローンプライムレート(0.05ポイント引き下げ予想) <ST>