[10日 ロイター] - (カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン) .FTSE 終値 6736.22(+17.73) 前営業日終値 6718.49(‐28.60)
クセトラDAX指数(フランクフルト) .DAX 終値 11604.78(+113.95) 前営業日終値 11490.83(‐94.27)
CAC40種平均指数(パリ) .FCHI 終値 5195.41(+40.66) 前営業日終値 5154.75(‐37.36)
<ロンドン株式市場> 反発。中国の軟調な経済指標を受けて、同国が追加緩和策を 講じるとの期待が広がり、鉱業株が終盤にかけて値上がりした。 鉱業株は時価総額でFT100種の約1割を占める。前日に発表された中国の指標が 弱かったことで銅価格は6年ぶりの安値を推移していたが、中国政府が経済底上げに向け た緩和策を導入するかもしれないとの期待から、鉱業株指数 .FTNMX1770 は1.57%高 で取引を終えた。 一方で原油・天然ガス株指数 .FTNMX0530 は低下し、FT100種を5ポイント引き 下げた。中国の指標を受けて北海ブレント原油 LCOc1 が一時、約6カ月ぶりの安値をつ けたことが売り材料となった。
<欧州株式市場> 反発して取引を終えた。金融株が買われ全体水準を押し上げた。 FTSEユーロファースト300種指数 .FTEU3 は11.29ポイント(0.72% )高の1585.66で取引を終えた。DJユーロSTOXX50種指数 .STOXX50E は 37.14ポイント(1.02%)高の3674.94だった。 ドイツのクセトラDAX指数 .GDAXI は0.99%、フランスのCAC40指数<.FC HI>は0.79%それぞれ上昇した。 ギリシャの主要株価指数 .ATG も2.06%値上がりした。債権団との金融支援交渉 が進展しているとの期待が買い材料となった。 イタリアの銀行バンカ・ポポラーレ・ディ・ミラノ(BPM) PMII.MI は3.6% 上昇。前週末に発表した第2・四半期決算で、純利益が増えたことが好感された。 ドイツの保険大手アリアンツ ALVG.DE は2.6%の値上がりだった。JPモルガン とベレンバーグ銀行、Exane/BNPパリバが目標株価を引き上げたことが買い材料 となった。