*12:11JST 日経平均は大幅反発、半導体株が上昇のけん引役に
日経平均は大幅反発。
前日比561.24円高(+1.58%)の36027.41円(出来高概算7億8000万株)で前場の取引を終えている。
18日の米国株式市場は反発。
ダウ平均は201.94ドル高(+0.54%)の37468.61ドル、ナスダックは200.03ポイント高(+1.35%)の15055.65、S&P500は41.73ポイント高(+0.88%)の4780.94で取引を終了した。
新規失業保険申請件数が労働市場の底堅さを示したため長期金利が上昇、ダウは売りが先行し下落して始まった。
下げが一巡するとプラスに転じ、午後にかけては堅調に推移。
半導体受託生産の台湾積体電路製造(TSMC)が発表した好調な業績見通しを受けた半導体やハイテク株の買い戻しの動きが相場を支えた。
良好な外部環境を背景に、東京市場は買い優勢で取引を開始した。
フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が前日比3%超の大幅反発となったことから、アドバンテスト (TYO:6857)、東エレク (TYO:8035)など半導体株が上げ幅を拡大。
TOPIXコア30銘柄が強い動きを見せるなど時価総額の大きい銘柄が買われて、日経平均は36000円台を回復した。
また、上昇率は日経平均よりも小さいが、TOPIXも2500ポイント台を維持して前場の取引を終えた。
日経平均採用銘柄では、アドバンテスト、東エレクのほか、SUMCO (TYO:3436)、ルネサスエレクトロニクス (TYO:6723)、スクリーンHD (TYO:7735)が大幅高となった。
また、村田製作所 (TYO:6981)、ソニーグループ (TYO:6758)、信越化 (TYO:4063)も買われた。
日経平均採用銘柄以外では、泉州電業 (TYO:9824)、フォスター電機 (TYO:6794)、ラウンドワン (TYO:4680)が一部証券会社のレポートを材料に買い優勢となった。
一方、足元インバウンド関連銘柄の一角として買われていた京成電鉄 (TYO:9009)、三越伊勢丹 (TYO:3099)、高島屋 (TYO:8233)は、目先の材料出尽くし感が意識されて売られた。
また、サッポロHD (TYO:2501)、シャープ (TYO:6753)、中外製薬 (TYO:4519)も軟調に推移した。
日経平均採用銘柄以外では、さくらインターネット (TYO:3778)が乱高下の末、大幅続落。
セクターでは、精密機器、金属製品、電気機器、機械、その他製品などが上昇した一方、電気・ガス業、ゴム製品、水産・農林業、パルプ・紙、食料品などが下落した。
後場の東京市場はアジア株市場と為替動向に注意となろう。
相対的にTOPIXよりも日経平均が強い地合いのため、午後、外部環境の悪化をきっかけに225先物を中心に売りが入る可能性はある。
本日の日経平均のけん引役である半導体株が上げ幅縮小という展開になれば、おのずと日経平均の上値は重くなる。
上海総合指数、香港ハンセン指数の取引が再開する14時以降の時間帯は要注目だ。
また、来週明けに日本銀行の金融政策決定会合が開催されることから、足元の円安基調に対するポジション調整が入る可能性もあることから、ドルの円高推移は警戒したい。
前日比561.24円高(+1.58%)の36027.41円(出来高概算7億8000万株)で前場の取引を終えている。
18日の米国株式市場は反発。
ダウ平均は201.94ドル高(+0.54%)の37468.61ドル、ナスダックは200.03ポイント高(+1.35%)の15055.65、S&P500は41.73ポイント高(+0.88%)の4780.94で取引を終了した。
新規失業保険申請件数が労働市場の底堅さを示したため長期金利が上昇、ダウは売りが先行し下落して始まった。
下げが一巡するとプラスに転じ、午後にかけては堅調に推移。
半導体受託生産の台湾積体電路製造(TSMC)が発表した好調な業績見通しを受けた半導体やハイテク株の買い戻しの動きが相場を支えた。
良好な外部環境を背景に、東京市場は買い優勢で取引を開始した。
フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が前日比3%超の大幅反発となったことから、アドバンテスト (TYO:6857)、東エレク (TYO:8035)など半導体株が上げ幅を拡大。
TOPIXコア30銘柄が強い動きを見せるなど時価総額の大きい銘柄が買われて、日経平均は36000円台を回復した。
また、上昇率は日経平均よりも小さいが、TOPIXも2500ポイント台を維持して前場の取引を終えた。
日経平均採用銘柄では、アドバンテスト、東エレクのほか、SUMCO (TYO:3436)、ルネサスエレクトロニクス (TYO:6723)、スクリーンHD (TYO:7735)が大幅高となった。
また、村田製作所 (TYO:6981)、ソニーグループ (TYO:6758)、信越化 (TYO:4063)も買われた。
日経平均採用銘柄以外では、泉州電業 (TYO:9824)、フォスター電機 (TYO:6794)、ラウンドワン (TYO:4680)が一部証券会社のレポートを材料に買い優勢となった。
一方、足元インバウンド関連銘柄の一角として買われていた京成電鉄 (TYO:9009)、三越伊勢丹 (TYO:3099)、高島屋 (TYO:8233)は、目先の材料出尽くし感が意識されて売られた。
また、サッポロHD (TYO:2501)、シャープ (TYO:6753)、中外製薬 (TYO:4519)も軟調に推移した。
日経平均採用銘柄以外では、さくらインターネット (TYO:3778)が乱高下の末、大幅続落。
セクターでは、精密機器、金属製品、電気機器、機械、その他製品などが上昇した一方、電気・ガス業、ゴム製品、水産・農林業、パルプ・紙、食料品などが下落した。
後場の東京市場はアジア株市場と為替動向に注意となろう。
相対的にTOPIXよりも日経平均が強い地合いのため、午後、外部環境の悪化をきっかけに225先物を中心に売りが入る可能性はある。
本日の日経平均のけん引役である半導体株が上げ幅縮小という展開になれば、おのずと日経平均の上値は重くなる。
上海総合指数、香港ハンセン指数の取引が再開する14時以降の時間帯は要注目だ。
また、来週明けに日本銀行の金融政策決定会合が開催されることから、足元の円安基調に対するポジション調整が入る可能性もあることから、ドルの円高推移は警戒したい。