「上海 22日 ロイター] - 上海総合指数 .SSEC 前営業日比 売買代金概算 大引け 3185.6187 29.0788高 3046.2億元(上海A株) 高値 3213.4755 安値 3152.4805 寄り付き 3161.3179 4.7780高 前営業日終値 3156.5399 58.6227高 2592.4億元(上海A株)
ハンセン指数 .HSI 大引け 21796.58 39.65高 744.4億香港ドル 高値 22111.67 安値 21768.98 寄り付き 21794.34 37.41高 前営業日終値 21756.93 163.90安 702.4億香港ドル
22日の中国株式市場は続伸して引けた。6月中旬以降、中国株は下落基調が続いていたが、ここへきて投資家心理が好転し、市場安定化の兆しが出ている。 投資家の恐怖心を示す中国ボラティリティー指数は40%と、8月ピークの64%から低下した。ただ、一部アナリストは小型株が依然として割高などとして、相場の上昇は一時的なものにすぎない可能性があると警告している。 上海総合指数 .SSEC は29.0788ポイント(0.92%)高の3185.6187。 上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数 .CSI300 は30.783ポイント(0.93%)高の3339.030。
大半のセクターが上昇したものの、CSI300インフラ株指数 .CSI300II は0.1%安。 深セン証券取引所の新興企業向け市場の値動きを示す創業板(チャイネクスト)指数 .CHINEXTC は前場の下げから切り返し、0.2%高で引けた。 中信証券(CITICS) 600030.SS 、海通証券 600837.SS を含む証券株が上昇。 英国のオズボーン財務相が上海市場とロンドン市場の相互接続の可能性を示したことを受け、実現すれば証券会社が恩恵を受けるとの思惑が浮上した。
香港株式市場は小反発して取引を終えた。世界的にセンチメントが改善したことを受けた。投資家は近く行われる米中首脳会談の行方に注目している。 ハンセン指数 .HSI は39.65ポイント(0.18%)高の2万1796.58。 ハンセン中国企業株指数(H株指数) .HSCE は63.98ポイント(0.65%)安の9835.39。 主要セクターはまちまち。通信株が3.4%高となったのが目立った。