[ロンドン 19日 ロイター] - バンク・オブ・アメリカ(BofA)の週間調査によると、17日までの1週間は現金同等ファンドが1600億ドルの資金流出を記録した。税金に関連した動きという。
調査はEPFRのデータを基にしている。16日が米財務省の年次納税申告期限だった。
米国株は41億ドルの資金流出。流出は2週連続で、2週間の流出総額としては2022年12月以来最大となった。
年内の米利下げ観測が後退する中、投資家は依然として高いバリュエーションに懸念を抱いている。
債券には57億ドル流入、暗号資産(仮想通貨)には2600万ドル流入。半面、金からは9億ドル流出、株式からは91億ドル流出だった。
市場心理を測るブルベア指標は5.2から5.0に低下した。