[11日 ロイター] -
(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン) .FTSE 終値 5536.97(‐135.33) 前営業日終値 5672.30(+40.11)
クセトラDAX指数(フランクフルト) .DAX 終値 8752.87(‐264.42) 前営業日終値 9017.29(+137.89)
CAC40種平均指数(パリ) .FCHI 終値 3896.71(‐164.49) 前営業日終値 4061.20(+63.66)
<ロンドン株式市場> 急反落。一時は2012年末以来、3年以上ぶりとなる安値 をつける場面もあった。銀行や鉱業株が売られ、全体水準を押し下げた。 FT350種銀行株指数 .FTNMX8350 は4.96%下落し、約7年ぶりの安値に落ち 込んだ。低成長、低金利の環境下で銀行の収益性が不安視されている。 中国経済の減速懸念は根強く、この日の香港の株式相場は大きく下落した。香港で大 規模に事業を展開する金融大手HSBC HSBA.L とスタンダード・チャータード(スタン チャート) STAN.L はともに約5%値下がりした。 中国は世界2位の経済大国であり、金属や原油の主要な消費国でもあることから、同 国経済の鈍化懸念はエネルギーや鉱業株の重しともなった。 原油・天然ガス株指数 .FTNMX0530 と鉱業株指数 .FTNMX1770 は、ともに2%を超え る値下がりとなった。英豪系資源大手リオ・ティント RIO.L は3.4%安。これまでの 寛大な配当政策を見直すとしたことが嫌気された。 この日は原油も売り込まれ、石油大手BP BP.L は6.0%値下がりした。
<欧州株式市場> 急反落。銀行株や1次産品関連が売られ全体水準を押し下げた。 中でも決算が市場予想を下回った銀行大手のソシエテ・ジェネラル(ソジェン)