シンガポールのテマセク・ホールディングスは戦略的な動きとして、オーストラリアの上場投資信託(ETF)運用会社であるベタシャレズ社に最大3億豪ドル(1億9840万ドル)を投資すると発表した。月曜日に明らかになったこの資本注入は、ベタシャレズの国内外市場での成長を強化するものだ。
運用資産380億豪ドルを超える豪州最大のETF運用会社であるベタシャレズは、今回の出資を活用して商品ラインナップを拡充し、市場での存在感を高める構えだ。同社は現在、オーストラリアで100万人以上の投資家にサービスを提供している。
テマセクが取得するベタシャレスの正確な少数株主持分は明らかにされていない。しかし、テマセクはベタシャレズのスタッフやプライベート・エクイティ会社TAアソシエイツを含む既存のステークホルダーに加わることになる。
オーストラリアのETF業界は力強い成長を見せており、ベタシャレズが報告しているように、150億豪ドルの純流入もあって、2023年の時価総額は1,775億豪ドルに達する。
Betasharesの創設者兼CEOであるアレックス・ヴィノカー氏は、このパートナーシップの可能性について楽観的な見方を示し、次のように述べている。
テマセクは、NYSE:BABA(アリババ)、OTC:DBSDY(DBSグループ)、テンセントなどの有名企業を含む多様なポートフォリオを有し、2023年3月31日現在、総額3820億シンガポールドル(2823億6000万ドル)の資産を運用している。
発表時の為替レートは1ドル=1.5124豪ドル、1ドル=1.3529シンガポール・ドル。
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