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11時00分時点の日経平均は前日比35.27円高、決算受けソフトバンクGなどが物色される展開

発行済 2017-05-11 11:14
更新済 2017-05-11 11:33
11時00分時点の日経平均は前日比35.27円高、決算受けソフトバンクGなどが物色される展開
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11時00分時点の日経平均は前日比35.27円高の19935.36円で推移している。
ここまでの高値は9時01分の19948.63円、安値は9時50分の19906.35円。
寄付直後から上げ幅を縮小して推移している。
円相場は1ドル114円台前半と円安に振れているものの、国内企業決算の本格化や日経平均の2万円目前での戻り売り圧力から、こう着感が強まっている。


10日に決算発表のあったトヨタ自 (T:7203)は、寄付は反発でスタートしたものの直後にマイナスに転換した。
足元の北米販売減速懸念等を織り込む動きを受けて一時アク抜けとなったものの、18年3月期計画は市場予想を下回ったことが嫌気されたようである。


売買代金上位では、ソフトバンクG (T:9984)の17年3月期純利益はスプリントの業績改善や株式売却益などが寄与し前期比約3倍の1兆4263億円となり、コンセンサス(9620億円程度)を大幅に上振れて着地したことを受けて上昇した他、任天堂 (T:7974)、JT (T:2914)、武田薬品 (T:4502)、東京エレク (T:8035)、東芝 (T:6502)、三井金属 (T:5706)が堅調。
一方で、トヨタ自 (T:7203)のほか、三菱自 (T:7211)、アステラス製薬 (T:4503)、三菱商事 (T:8058)、ソニー (T:6758)、新生銀行 (T:8303)、TDK (T:6762)はさえない。


(株式アナリスト 雲宮祥士)


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