[ヒューストン 19日 ロイター] - 19日の取引で、北海ブレント原油先物 (LCOc1)が1%超上昇。サウジアラビアの石油施設攻撃に絡み、供給不足が予想以上に長引く可能性があるとの懸念が再燃している。
ブレント先物の清算値は0.80ドル(1.3%)高の64.40ドル。米WTI (CLc1)は上げ幅を縮小し、0.02ドル高の58.13ドルで清算した。
週末に起きたサウジ石油施設への攻撃は同国の原油生産に影響。米政府とサウジアラビアはイランが攻撃に関与したと主張し、緊張が高まっている。
トラディション・エナジーの市場調査バイスプレジデント、ジーン・マクギリアン氏は、米・サウジがどのように今回の攻撃に対応するかが市場の注目点になっていると述べた。