[ソウル 11日 ロイター] - 原油先物価格は11日、アジア時間の取引で続伸。石油輸出国機構(OPEC)が協調減産拡大の可能性を示したことが材料視されているほか、米中通商協議への期待感が再び高まっている。
0034GMT(日本時間午前9時34分)時点で北海ブレント先物 (LCOc1)は0.24ドル(0.4%)高の1バレル=59.34ドル。前日は1.3%上昇した。
米WTI (CLc1)は0.20ドル(0.37%)高の53.74ドル。前日は1.8%上昇。
OPECのバルキンド事務局長は10日、12月の会合でロシアなど非加盟産油国との協調減産の拡大を含むすべての選択肢を検討する考えを示した。
10日にワシントンで始まった米中の閣僚級通商交渉は、1日目の協議を終えた。米中双方から説明を受けた全米商工会議所のマイロン・ブリリアント副会頭(国際部門責任者)は、通貨や著作権保護などの面で初期の合意が得られる可能性があるとの見方を示した。