[22日 ロイター] - 米複合企業スリーエム(3M) (N:MMM)が食品の安全性を検査する製品を手掛ける部門の売却について助言役とともに検討を進めている。ブルームバーグが22日、事情に詳しい関係者の話として報じた。
検討対象となっているのは病原菌検査やアレルゲン検出のための製品を手掛ける部門。報道によると、売却額は約35億ドルに上る可能性がある。
3Mはうわさや憶測についてはコメントしないとした。
同社が7月に発表した第2・四半期決算は、新型コロナウイルス感染拡大で業務全般が影響を受けたことで、利益と売上高が市場予想を下回った。
株価は年初から約8%下落している。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20200923T000353+0000