[ベルリン 15日 ロイター] - ドイツのマクロ経済政策研究所(IMK)が15日に公表した月次指数によると、ドイツ経済が向こう3カ月にリセッション(景気後退)に陥るリスクは上昇した。ただ、比較的低水準にとどまっている。
ドイツでは新型コロナウイルスの感染第2波により、飲食店やスポーツジムが閉鎖されているが、学校や小売店は通常通り。
ドイツ経済が11─1月にリセッション入りするリスクを示す指数は、10月の12.6%から17.7%に上昇した。ロイターが公表前のデータを確認した。
11月の指数には、工業製品の海外受注状況などを示す経済指標に加え、金融市場動向を示す指数などが反映されている。
第3・四半期のドイツ経済は、過去最高の8.2%のプラス成長を記録した。9.8%落ち込んだ第2・四半期から力強く回復した。 OLJPWORLD Reuters Japan Online Report World News 20201116T001502+0000