[ワシントン 7日 ロイター] - 米司法省は7日、銃による暴力の抑制策の一環として、ピストルに取り付けてライフル銃並みに命中精度を向上させる支持具「スタビライジングブレース」の規制案と、精神疾患保有者の手に銃器が渡らないよう州を支援するモデル法案を公表した。
この2つの規制案は、国内で乱射事件が後を絶たないことを受けてバイデン政権が実施を公約していた対策の一部。
ガーランド司法長官は「司法省は、米国社会における銃撃の犠牲者を減らすため、断固として具体的な手続きを取っていく」との声明を発表した。
今回示された規制案は、スタビライジングブレースを連邦火器法(NFA)の下で規制する内容。司法省は、スタビライジングブレースが身元審査なしに購入でき、登録義務もない点が懸念されるとしている。