[パリ 19日 ロイター] - フランスのマクロン大統領は、パリでモルドバのサンドゥ大統領と会談し、モルドバが欧州連合(EU)加盟を希望していることについてEUの迅速な判断を期待すると述べた。
ウクライナとロシアの紛争がモルドバに波及する可能性を否定できないとも指摘した。
モルドバ東部トランスニストリア地域の親ロシア独立派は、ウクライナが銃撃や爆発、ドローン(無人機)による越境侵入を行っていると主張、モルドバがウクライナ紛争に巻き込まれる懸念が高まっている。
モルドバのポペスク外相は先週、同国がEU加盟を模索する中、国内の親ロ独立派地帯に地域不安定化と緊張の高まりを目論む内部分子がいるとロイターに語った。