[キーウ 19日 ロイター] - ウクライナ検察は19日、ロシアの侵攻後初の戦争犯罪裁判で、非武装の民間人を殺害したとして、ロシア兵ワジム・シシマリン被告(21)に終身刑を求刑した。
被告は2月28日にウクライナ北東部の村で民間人のオレクサンドル・シェリポフさんを殺害した罪に問われている。
被告は法廷で起訴事実を認め、シェリポフさんの妻に謝罪した。
ウクライナはロシア兵による戦争犯罪が疑われる事件1万件以上を捜査している。ロシアは民間人を標的にした事実はないと主張、戦争犯罪への関与を否定している。