[パリ 24日 ロイター] - フランスのクレマン・ボーヌ欧州問題担当相は24日、ウクライナは最終的に欧州連合(EU)の一員になると述べた。
フランスのマクロン大統領は9日、EU非加盟国が「欧州の中核的な価値」を共有できる新たな形での「政治的な欧州共同体」を支持すると表明した。
この構成を巡り、ウクライナはEU加盟の代替手段として利用されることに懸念を示しているが、ボーヌ氏は「代替手段ではない」と強調。「ウクライナがEUの一員になると確信している。正直なところ、時間がかかることは分かっているが、その間、ただ待っていることは許されず、欧州の希望を育んでいかなければならない」とした。
また、次の段階は欧州のパートナー国とこの構想の詳細について協議することだと語った。
フランスのコロナ新外相もベルリンで記者団に対し、この構想はEU加盟を目指す国の支援につながりEU拡大に資するとした。